絶賛アニメ放送中「86―エイティシックス―」の原作ラノベ全巻のネタバレあらすじを紹介しています。
「86―エイティシックス―」は原作のライトノベルが9巻まで発売されているので、アニメで放送される内容は全て網羅しています。
コミカライズ版もありますが、2巻までしか出ていないので、原作を知りたい方はライトノベルを読みましょう。
アニメの続きをみたい方は、ぜひチェックしてみて下さい!
86―エイティシックス―全巻ネタバレあらすじ
ライトノベル「86―エイティシックス―」全巻のネタバレあらすじを紹介します。
「86―エイティシックス―」1巻〜9巻まで発売されており、全巻で大切なポイントをネタバレとしてまとめました。
86―エイティシックス―1巻ネタバレあらすじ
サンマグノリア共和国は隣国にある「帝国」が開発した無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。
レギオンの侵略に対して共和国は開発した無人機で応戦し、9年間戦死者のいない戦争で平和を維持。
しかし、実際は共和国の無人機には人間が搭乗しており、確実に戦死者は出ていた。
共和国の無人機に搭乗している86と呼ばれる彼らは、迫害を受け人間扱いされていない。
「……誰も死んでいないわけじゃないのに」
レーナ少佐は指揮管制官(ハンドラー)として特殊通信で86の指揮をとり、いくつかの部隊を経験。
その後、精鋭スピアヘッド小隊のハンドラーとして着任する。
レーナはスピアヘッド小隊のハンドラーに着任してからは、毎日欠かさず隊員達と通信を行い親睦を深めていく。
しかし、ある日の戦闘でキルシュブリューテ(カイエ)が戦死する。
「僕達の名前さえ、一回だって聞いたことがないじゃないか!」
レーナは当たり前のように自分の名前も名乗らず、彼らの名前を聞こうともしていなかったことに気付く。
まるで家畜を扱っているかのように。
レーナは小隊長のアンダーテイカー(シンエイ・ノウゼン)から、隊員全員の名前を聴く。
そして、シンが幼き頃に命を救われたショーレイ・ノウゼンの弟だと知る。
シンはレギオン(亡霊)の声が聞こえることで、共和国の旧領内にいる全てのレギオンの位置を把握していた。
「少佐。この戦争は、貴方達が負けます。」
レギオンは中央処理装置の崩壊により、あと二年で機能停止するとされていたが、人間の脳を回収して既に構造の維持を実現していた。
一方で戦線で戦う86の数は少なく、いずれいなくなる。
戦いが続きスピアヘッド小隊の人数は一桁まで減った。
スピアヘッド小隊は生き残った86の最終処分場、人員の補充はない。
レギオン支配地域再奥への、長期偵察任務が言い渡される。
レーナの支援もあり、特別偵察任務で生き残ったスピアヘッド小隊はレギオンの支配地域を抜けて自由になる。
「さよなら……。兄さん」
その後、レーナは別の部隊を指揮して奮戦、鮮血の女王(ブラッディレジーナ)と称され、首都陥落後は防衛線の指揮もとった。
共和国は滅亡、共和制ギアーテ連邦の救援を受けるが、86への迫害が全て白日の下に晒される。
86―エイティシックス―2巻ネタバレあらすじ
シン達スピアヘッド小隊の5人はギアーデ連邦に保護され、しばらく平和な毎日を過ごしていた。
「まだ俺たちは死んでいない。……また、戦い抜いたわけじゃない」
5人は連邦軍に志願して再びレギオンと戦うことに決める。
大ギアーテ王国、最後の女帝フレデリカ(10歳)と共に特別士官学校を経由して連邦軍入隊を目指す。
フレデリカの役職はマスコット。
シンのルーツが、帝国で代々守護者を輩出していた武門ノウゼン一族だと明かされる。
フレデリカの騎士キリヤ・ノウゼンは、レギオンに取り込まれ羊飼いとなっていた。
「どうせ屑鉄どもをぶっ殺すのを優先したんだろ!ーーー戦狂いのエイティシックスが!」
連邦軍に入隊した86の面々は、これまでの戦闘経験を生かして戦場で戦果を上げ続ける。
共和国とは違い差別や不当な扱いはされていないが、その戦い方は味方に不信を抱かれてしまう。
86―エイティシックス―3巻ネタバレあらすじ
連邦軍は、電磁加速砲(レールガン)を持つ新型レギオン(モルフォ)の長距離砲撃を受けて、四個の前進基地と二万名の戦闘員が殲滅される。
「貴様らが<レギオン>の鉄壁を打ち破る槍の矛先だ(スピアヘッド)だ。心して励め」
86達が所属するノルトリヒト戦隊が、電磁加速砲破壊のための特攻部隊に選ばれる。
作戦が開始されモルフォに辿り着くが、インターバルがあるはずの電磁加速砲から想定外の砲撃が発射。
なんとか生き延びたノルトリヒト戦隊だが、逃走したモルフォを追撃することになる。
「……共和国が——<グラン・ミュール>が陥ちたのじゃ。それで。知らせようと……」
隠れて戦地についてきたフレデリカから、共和国が滅びた事を知らされる。
「追いついて来られなかったんだね。……少佐」
モルフォとの戦闘の最中、正体不明の同調者による援護射撃に助けられる。
激闘の末にシンはモルフォを撃墜し、フレデリカの騎士キリヤ・ノウゼンを解放した。
「残っていても、何にもならない。どこにも行けない。だから——もう消えていい」
戦闘後の通信でシンは援護射撃をしていたのがレーナだと気付くが名乗り出ることはなかった…。
その後、ノルトリヒト戦隊は旧サンマグノリア共和国の奪還作戦に参加。
共和国軍で生き残っていた86を中心に新しい部隊が新設されることになる。
部隊の指揮官にはヴラディレーナ・ミリーゼ大佐が就任(旧共和国より出向)。
「お久しぶりです、ハンドラー・ワン。ギアーデ連邦軍大尉——元スピアヘッド戦隊戦隊長、シンエイ・ノウゼンです。」
86―エイティシックス―4巻ネタバレあらすじ
二人の奇跡を歯牙にもかけず。戦争は続く。ただひたすらに。ついに運命の再会を果たしたシンとレーナ。どことなくいい雰囲気を醸し出す二人に、フレデリカとクレナは戦慄し、そして気を揉むライデンらの苦労は留まることを知らない。しかしそんな束の間の休息を破り、レーナを作戦司令とする新部隊に初任務が下った。 共和国85区内北部、旧地下鉄ターミナル。地下深くに築かれたレギオンの拠点が、その口をあけて彼らを待つ。そこに見えるのは闇。レギオンの、共和国の、そして彼の国が虐げた者たちの、闇。シンとレーナ、二人の共闘を描く『Ep.4』登場!“地の底からの呼び声が、彼らに新たな試練を告げる。”
86―エイティシックス―5巻ネタバレあらすじ
探しに来なさい――。シンが聴いた〈レギオン〉開発者・ゼレーネと思しき呼び声。レーナたち『第86機動打撃群』は、その姿……白い斥候型が目撃されたという「ロア=グレキア連合王国」へと向かう。……だが。それは生への侮辱か、死への冒涜か。
「連合王国」で行われている対〈レギオン〉戦略は、あの〈エイティシックス〉たちですら戦慄を覚えるほどの、常軌を逸したものであった。極寒の森に潜む敵が。そして隣り合う「死、そのもの」が彼らを翻弄する――。《連合王国編》突入のシリーズ第5巻!雪山に潜む怪物たちが、彼らに、笑みとともに問いかける。
86―エイティシックス―6巻ネタバレあらすじ
誇り高く戦い、そして死ぬ。それが我らのさだめ。生への執着など、とうの昔に、はるか彼方に置いてきた。……そう思っていた。そう信じていた。だが戦場へ臨み、潰され、壊され、朽ちることを良しとする〈シリン〉達の姿は、「エイティシックス」である彼らの目指す生き方が、只の狂気であると蔑む。生きる意味とは何か。苦悩するシン。シンを理解しようと心を砕くレーナ。だがその想いは不格好にすれ違ったまま――連合王国の命運をかけた「竜牙大山攻略作戦」の火蓋が、無情にも切って落とされる……!『連合王国編』完結のEp.6!戦わねば、生き残れない。だが戦えば生きられるわけでは、ない。
86―エイティシックス―7巻ネタバレあらすじ
上位指揮官機〈無慈悲な女王〉。それは対レギオン戦争で守勢に立つ人類に与えられた“銀の弾丸”。『第86独立機動打撃群』の活躍で〈彼女〉の確保に成功した連邦・連合王国は、轡を並べる第三国「ヴァルト盟約同盟」にて、その解析と「尋問」を開始する。一方、大戦果を上げた者たちにも報奨が授与された。特別休暇。鉄と血にまみれた日々を、僅かひととき遥か遠くに置き、シンとレーナはじめ皆はそれぞれに羽を伸ばす。が、同時に《その二人以外のほぼ全員》はある思いを共にしていた。それは。“お前らいい加減、さっさとくっつけよ”もう一つの戦線がついに動く(!?)Ep.7!
86―エイティシックス―8巻ネタバレあらすじ
〈レギオン〉完全停止の可能性。終わらぬはずの、戦争の終わり。それは人類の悲願。明日への希望。しかし、戦士たちは――戦いが終わった先、戦場で死ぬ定めだった「エイティシックス」は、どこへゆくのか。〈シリン〉との出会いで、死を恐れぬことの不気味を知った彼らは、閉じていた未来への眼を、無理矢理に開かされた。ある者は、愛する人を見つけた。ある者は、世界を見て夢を描いた。だが……、それが出来ぬ者は。温かい希望の光が、彼らの鉄の意志と結束を歪め、そして。ついに、過去最悪の犠牲を生む。平穏を許さぬ、新章開幕のEp.8!“辿り着いた海は、彼らに血を求めた。”
86―エイティシックス―9巻ネタバレあらすじ
犠牲は――大きかった。〈電磁砲艦型〉との戦いは、セオの負傷はもちろん、幾人もの仲間の命をその荒波で飲み込んだ。シャナ。シデンの隊「ブリジンガメン」副長だった彼女も、その一人であった。復讐を誓うシデン、そしてシン行方不明の報に動揺して狙撃できず、シャナ死亡の遠因となったクレナは、平静を失う。しかし、戦況は少年少女らを慮ることはない。〈電磁砲艦型〉の逃亡先――現在交信可能な最後の国家・ノイリャナルセ聖教国。レギオンの脅威と戦う同胞でありながら、ヴィーカたち連合王国や、連邦上層部すら警戒する謎の国家に、シンたちは足を踏み入れる……!機動打撃群・派遣作戦最終盤のEp.9!“敵を撃てなければ、兵でいることはできない。”
漫画版「86―エイティシックス―」
「86―エイティシックス―」はコミカライズ版も発売されていますが、現在まで2巻までしか発売されておらず、かなりスローペースです。
漫画だけではアニメ「86―エイティシックス―」の先を知るのは難しいでしょう。
漫画が好きな方は、ぜひ読んでみて下さい!
まとめ
「86―エイティシックス―」の全巻ネタバレあらすじを紹介しました。