
オーディオブックを利用すると間違いなく読書時間が向上します。
5年以上オーディオブックを利用して、300冊以上を読破してきた私のお墨付きです。
オーディオブックには本にない利点があります。
それは「ながら聴き」ができるかどうかです。
音楽感覚でオーディオ ブックを聴いて手軽に読書体験ができるので最高ですよ。
「読書がしたいけど苦手んなんだよなぁ」
「最近忙しくて読書時間が取れない」
という人にはもってこいのツールです。
オーディオブックの利点について本と比較しながら解説していきます。
オーディオブックと本は何が違うのか?
オーディオブックと本の最大の違いは「ながら聴き」ができるかどうかです。
何か作業をしながらでもオーディオブックなら読書ができます。
例えば
- 移動
- 家事
- 運動
の最中に「ながら読書」ができるわけです。
本の場合は読むことに集中しなければいけないので、他に作業をしながら読書はできませんよね。
本は読み始めるハードルが高い
本を読み始める時には
- まとまった時間の確保
- 読むのに集中力が必要
ということもあり読書に対するハードルが上がります。
10分くらいの隙間時間で1冊の本を読もうとはなかなか思えませんよね。
オーディオブックは音楽感覚で読書ができる
オーディオブックなら10分くらいの隙間時間でも簡単に読書ができます。
イヤホンを付けて再生すればいいだけです。
電車内で本を読む人も一定数いると思いますが、満員電車だと本を開けませんよね。
オーディオブックならイヤホンを付けておけばOKです。
読書の時間確保は意外と大変
読書をするにあたって真剣に1冊の本と向き合うためにはまとまった時間が欲しいものです。
でも仕事をしていると、1日の時間の中で1時間、2時間のまとまった時間を取るのって結構難しいですよね。
忙しい人ほど読書から遠のいていってしまう印象です。
だから10分程度でみれるYouTubeとかが人気なのかなとも思います。
そのため時間が取れる休日に読書をする人も多いのではないでしょうか?
休日に読書を楽しむのもとても良いひと時ですが、オーディオブックで隙間時間に読書を楽しむのも楽しいですよ。
オーディオブックは隙間時間にはもってこいのインプットツールです。
オーディオブックの利点を引き出す聴き方
オーディオブックは隙間時間に聴けるといっても、1冊の本を読み上げているわけですから結構なボリュームがあります。
オーディオブックの平均的な再生時間は3時間~4時間くらいです。
しかし利点を引き出す聴き方さえマスターすれば、隙間時間でも問題なく楽しめます。
私が実践しているのは以下2つの聴き方です。
- 目次を見て聴きたい部分だけを聴く
- 大切なところをループ再生する
それぞれ深掘りしていきます。
目次を見て聴きたところだけ聴く
考えてみてもらいたいのですが、
「ビジネス書を1冊買ったとして、内容全てが自分に必要な情報ですか?」
私は決してそうではないと思います。
私は年間300冊以上本を読みますが、内容の全てが新鮮な本とは出会ったことがありません。
読書で大切なポイントは自分に必要な情報をピックアップする能力です。
情報をピックアップする例
例として2019年Amazon Audibleで最も聴かれたオーディオブックである、メンタリストDaiGoさんの『自分を操る超集中力』を聴くとします。
『自分を操る超集中力』には集中力を引き出すためのノウハウが主に紹介されています。
- 共通する行動原則
- やる気を出す方法
- 疲れを回復する方法
- 集中できる時間術
主に上記の4つのノウハウが紹介されていますが、全ての情報が必要なわけではないですよね。
「どうしてもやる気が出ないんだよなぁ~」
という人は「やる気を出す方法」が書かれた第2章を聴けばいいのです。
一番興味を惹かれる場所から読む
本に書かれている全てのノウハウを実践するなんて不可能な話です。
これはメンタリストDaiGoさんの『超読書術』でも書かれています。
このように目次を見て自分が一番興味を惹かれる章かを聴けばいいのです。
オーディオブックを使いピンポイントで聴けば10分程度でも勉強になります。
もちろん、本を初めから最後まで聞いてみて、その後に役に立つと思ったノウハウをピックアップするのもいいと思います。
本を読む目的を見直す
「せっかく本を買ったのに全部読まないともったいないな~」
なんて思ったりしませんか?
私も初めはそうでしたが、本を買う目的を考え直して考え方が変わりました。
先ほどの例を出すと「仕事をするやる気が出ないから」集中力が高められる本を買ったのですよね。
根本を考えると「やる気の出る方法」さえわかればいいわけです。
集中するための時間術とか疲労の回復方法とかはいらないですよね。
使わない情報を勉強している時間の方がお金よりももったいないですよ。
「聴き放題」・「読み放題」を使ってみる
とは言う私も全部読まないのはもったいなくて、慣れるまでは時間がかかりました。
自分を慣れさせるために「聴き放題」「読み放題」を利用したものです。
サブスクリプションなら聴き捨て・読み捨てしてももったいなくはないので、こういったサービスで試してみるといいでしょう。
オーディオブックにもaudiobook.jpが提供する聴き放題サービスがあります。
Kindle Unlimited980円より安い750円で利用できるのでおすすめです。
聴きたいところだけループさせる
オーディオブックの音源をループさせるのは、音声コンテンツならではの使い方です。
これは本にはできないオーディオブックの利点ですね。
具体的には自分に必要な情報の部分を何度も聴いて、自分の中に落とし込んでいく方法です。
先ほどの「聴き捨て方式」と同じ様に本の中にある必要な情報をピックアップする能力が求められます。
何度も聴いて情報をインプットしたら、実際に行動に移してアウトプットをしていきましょう。
自分にとって必要な情報を勉強しているわけですから、すぐに行動に移せると思います。
どんな読書術の本でも共通して言われていることですが、知識はアウトプットすることで定着します。
「読書をして終わり」はもったいないどころかただの時間の無駄ですよ。
【便利】単純なオーディオブックの利点
オーディオブックの利点を引き出す聴き方を紹介してきましたが、単純に「オーディオブックは便利だな〜」と思える利点もあります。
2つほどピックアップしたので紹介していきますね。
オーディオブックは目が疲れない
本を読む時には紙の本・電子書籍に共通して目を酷使します
特にスマホやタブレットで読む場合ではブルーライトに晒されるので余計に疲れます。
その点オーディオブックは耳で聴くので目が疲れることはありません。
それに現代人はスマホを1日に何時間も見ることが珍しくありませんよね。
PCで仕事をする人はなおさら目が疲れやすいです。
そんな時に活躍するのがオーディオブック!
目が疲れていても読書ができる最高なツールなわけです。
読書シーンが多いのも利点の1つ
オーディオブックは読書できるシーンが圧倒的に多いです。
- 移動中
- 家事
- 運動
- 仕事
- 入浴
手が塞がっていても耳さえ空いていればいつでも読書ができます。
様々なシーンで手軽に使えうるのも嬉しい利点ですよね。
オーディオブックにはない本の利点
私はオーディオブックマニアでもありますが、読書大好き人間でもあります。
オーディオブックだけではなく、電子書籍や紙の本も月に10冊以上は読んでいるんです。
そこでオーディオブックと本の両方を使い倒している読書家の視点で、本の利点を紹介できればと思います。
紹介する本の利点は3つです。
- 本は情報のピックアップがしやすい
- 本は自分のペースで読める
- 本は書き込みができる
オーディオブックと比較しながらそれぞれ深掘りしていきます。
本は情報のピックアップがしやすい
本で読書する時には読み飛ばしができます。
- すでに知っている情報を飛ばす
- 本の概要をつかむ
などに便利な読み方です。
この読み方はオーディオブックにはできません。
オーディオブックにできるのは、早送りとか10秒スキップくらいですかね。
本は自分のペースで読める
当たり前のことですが読書は自分のペースで読めます。
オーディオブックの場合だと音声が一方的に流れていくので、自分のペースでは読めません。
ちょっと考えたい時には停止を押せばいいのですが、家事や運動など「ながら聴き」の場合は止められません。
音声コントロールを使えばできなくもないですが利点を活かしきれません。煩わしさが残ります。
小説など時間をかけてじっくりと読みたい本は、やっぱり本で読むのが最高です。
本は書き込みができる
ビジネス本などは本に書き込みながら読み人もいますよね。
私も思いついたことを書き込んだり、気に入った文章にラインを引いたりします。
オーディオブックにはコメント機能があるアプリもありますが、「ながら聴き」の性質上は聴きながらメモを取るのは微妙ですよね。
そもそも手が塞がっている場合が多いです。
書き込んだり・情報を選んだり、能動的に使いやすいのが本の魅力であり利点ですね。
本とオーディオブックの使い分けが最強
読書の効果・効率を最大化することを考えると、オーディオブックと読書を使い分けるのが最高です。
それぞれ違った利点があるので、読書ツールとして使い分けることが最高の読書体験につながります。
私が実践しているのは
- オーディオブックは「ながら聴き」や疲れている時に使う
- 本は1時間くらいまとまった時間がある時に使う
こんな感じです。
私の場合は上記がベストですが、一人一人の環境に合わせた使い分けを考えてみましょう。
基本は本を読むようにして隙間時間にオーディオブックという使い分けもいいと思います。
サブウェポンとして使う感覚ですね。
まとめ・感想 オーディオブックで読書時間を増やそう。
いかがだったでしょうか?
オーディオブックは読書ツールとして優秀です。
隙間時間を利用して読書ができるのが、利用すれば読書時間が必ず増加します。
オーディオブックをまだ使ったことがない人は是非一度試してもらいたいです。
本とオーディオブックの利点を十分に熟知して知識のインプット量を増やしましょう!
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