オーディオブック版『人を動かす』を聴いた感想!【人間関係の原則】

デール・カーネギーの『人を動かす』は、全世界で1,500万部以上売れた、自己啓発本の原点にして頂点とも言える古典作品です。
そんな『人を動かす』をオーディオブックで聴いてみたので、感想を書いていきます。

タケシ!

どうもこんにちは、
やっぱカーネギーだよね!、オーディオブックマニアのタケシ!(
@takeshi_audio)です。

カーネギーの著作は『道は開ける』や『話し方入門』など名作ぞろいですが、1番有名なのが『人を動かす』です。
人間関係の教科書として、学校で必修にしたいくらい濃い内容で、何度も読みたいおすすめのビジネス書オーディオブックです。

オーディオブックだと音源が古いせいか、微小なノイズが入りますが…内容は変わらず素晴らしかったです。

それでは参ります!!

この記事の制作者
アプリ・電子書籍ライター タケシ
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年間300冊以上を読む読書好き。電子書籍やオーディオブックに関する情報をWeb記事など各メディアで発信。レビューしたサービスは40社以上。最新情報をまとめて分かりやすくお届けします。詳しいプロフィールはこちら

『人を動かす』を聴いた感想

『人を動かす』は人間関係の原則が記された、デール・カーネギーの古典的名著です。
現代のビジネス書は『人を動かす』の焼き回しなのでは?というほど、内容が濃く、原則が網羅的にまとまっています。

『人を動かす』で書かれている人間関係の原則は普遍的な内容であり、現代そして未来永劫に通じるはずです。
人間関係の法則を応用すれば、「経営者がリーダーシップを発揮」「ビジネスマンが出世」「家庭が円満になった」など魔法のような効果が得られます。

人を動かすテクニックは4つのカテゴリーに分かれる

『人を動かす』で紹介されているテクニックは、大きく4つのカテゴリーに分けられています。
1つ1つのカテゴリーで1冊の本が出来るくらいに内容が濃いので、自分に必要なテクニックを選んで、読み進めていくと、内容を吸収しやすいです。

『人を動かす』の4つのカテゴリーは次の通りになります。

  • 人を動かす3原則
  • 人に好かれる6原則
  • 人を説得する12原則
  • 人を変える9原則

第1章の「人を動かす3原則」が、この本で紹介されているテクニックの基盤となります。
まずはじめに、第1章を読むことを推奨します。

ですが、他の章でも豊富な例が示されて丁寧に原則について解説されているので、1章を飛ばしても十分に内容を理解することは可能です。
オーディオブック版は約9時間もあり長いので、時間がない人は1章を飛ばしても問題ありません。

タケシ!

基本は大切なので、時間が出来た時に必ず聴くようにして下さい。

人を動かす3原則

『人を動かす』で紹介されている人間関係の原則の根幹とも言える「人を動かす3原則」を紹介します。
テクニックといっても難しいことはなく、考えてみれば当たり前のことばかりです。
少しの心がけで、人が動いて人間関係が一変する。
まさに魔法の原則というわけです。

  • 原則1 批判も非難もしない、苦情も言わない。
  • 原則2 率直で誠実な評価を与える。
  • 原則3強い欲求を起こさせる

共通していることは、相手を否定したり命令して無理に動かそうとするのではなく、相手に自発的な行動を起こさせる点です。

特に第1の原則では、基本的に人は自分のことを悪いと思っていないというのです。
犯罪者の多くは自分が犯した罪について、何も悪いと思っていない。
だったら普通の人も自分の行った行動について、何も悪いと思っていないし、否定される筋合いはないわけです。

タケシ!

人を動かすためには自分の常識ではなく、相手の常識を推し量らなければいけませんね。

当たり前だけど、実践できていない

『人を動かす』で紹介されている人間関係の原則は、特別なテクニックではなく、当たり前とも思えることばかりなので、肩透かしを食らう人もいるかもしれません。
「誰でもできるじゃん」と思って、『人を動かす』を軽視してしまうのはとても、もったいないです。

できるのと実際にやるのとでは雲泥の差がありますので、簡単だからといって気を抜かずに原則を勉強しましょう。

例えば、

  • 人に好かれる6原則の「聞き手に回る」
  • 人を説得する12原則の「自分の過ちを直ちに快く認める。」
  • 人を変える9原則の「顔を立てる」

は誰でもできそうな内容です。

しかし、自分の自我の強さやプライドの高さで、意外とできていなかったり、やりたくなかったりしませんか?
「人を動かす原則」をマスターするためには、どうしてこの原則が効果的なのか?実例を読みと聴きながら本質を理解して、行動に移すために自分も変わらなければいけません。

タケシ!

原則の総数は30もあり、全てを暗記するよりも本質を理解することに努めた方が良さそうです。

『人を動かす』オーディオブックで聴くポイント

オーディオブック版の『人を動かす』をオーディオブックで聴く中で、ポイントとなる部分をまとめたので発表します。

  • 音源が古いのか?終始ノイズが乗っている
  • 実例の多さはオーディオブックでは長く感じる
  • です・ます調に直されているので聴きやすい

全体として特別聴きにくいオーディオブックではありません。
しかし、支障はきたさないレベルですが、ノイズが乗っていたりと古さが目立つ部分があります。

また、実例の多さが『人を動かす』の良さでもあるのですが、オーディオブックでは飛ばし読みもできないので、長くて聴きにくい印象を受けました。
実例をだいぶ省いた超訳版もあるので、原著は電子書籍でオーディオブックは超訳版という使い分けもありです。

タケシ!

オーディオブックでも人気の名著なので、新しく撮り直しもありなのではないかと思いますね。

オーディオブック版『人を動かす』の詳細情報

人を動かす
著者デール・カーネギー
価格audiobook.jp:2,970円
Audible:2,100円(会員価格)
再生時間audiobook.jp:8時間46分
Audible:6時間58分
ナレーターaudiobook.jp:調査中
Audible:橋本 英樹
出版社audiobook.jp:創元社
Audible:Audible Studios

『人を動かす』はaudiobook.jpとAmazon Audibleの両方で取り扱われています。
厳密には、Audibleでは、『こうすれば必ず人は動く』というカーネギーのラジオ講座をまとめた作品です。
タイトルが似ているように、『人を動かす』とは内容がかなり似ています。

ですが、はじめに聴くとするならaudiobook.jpの『人を動かす』がおすすめです。
世界で1,500万部売れている書籍のオーディオブック版なので。

Audible版は、『人を動かす』の内容の理解をより深めたい人や、カーネギーファンの方におすすめです。

『人を動かす』の紙本・電子書籍版

まとめ・感想 1冊は持っておきたい名著

カーネギーの『人を動かす』は、自己啓発本・ビジネス書の古典作品と言っても過言ではありません。
何度も読み返すために、常に本棚に入れておきたい1冊です。

普遍的内容で、そのノウハウは廃れることがないので、必要な時に読み返して自分の力にしたいものです。
オーディオブックであれば、スマホさえあればいつでも聴けるのでコンスタントに聴き直して、勉強させていただく所存であります。

タケシ!

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