
60万部を突破しているビジネス書のベストセラー『超一流の雑談力』を、オーディオブックで聴いてみたので感想を書いていきます。

どうもこんにちは!
オーディオブックマニアのタケシ!(@takeshi_audio)です。
『超一流の雑談力』は人見知りであったり、人と話すのが苦手な人ほど、読んでみると話す力が身につくと思います。
雑談力は先天性の能力ではなく、鍛えることができるスキルだと著書も語っています。
僕もあまり人と話すのは好きではありませんが、「少しは話してみようかなぁ」という気持ちになりました。
雑談力はビジネスでは基本的な能力なので、『超一流の雑談力』は役立つスキルが手に入るおすすめのビジネス書オーディオブックです。
『超一流の雑談力』をオーディオブックで聴く上でのポイントもまとめています。
それでは参ります!
『超一流の雑談力』オーディオブックで聴いた感想
『超一流の雑談力』はビジネスコミュニケーションで多数の指導実績を持つ著者が、雑談で使える38のテクニックをまとめたものです。
本書を読み進んでいくと「これって当たり前だよなぁ〜」と思えることが結構出てきます。
当たり前だと思えることでも、割と感覚的にやっていることなので、改めて文字で読むと勉強になります。
話す力は経験を通して学んでいくことなので、本に体系化してまとめてくれるのは、とても参考になるはずです。
そんなに難しことが書いてある本ではないので、サラッと読むことができますよ!
ビジネスマンに向けた本
「超一流の雑談力」で紹介されている雑談力のスキルは、主に営業を中心としたビジネスを前提としています。
本の中ではビジネス以外にも、友人関係などコニュニケーション全般に応用が効くと書かれていますが、ビジネス色が強い印象を受けました。
例えば、会話をする時には自分は2割で相手は8割くらいの感覚で、うまく聞く側に回るというテクニックが紹介されています。
ビジネスの世界では相手に気持ち良くなってもらい、仕事を円滑に進めるスキルは大切なので、紹介されているテクニックはとても参考になります。
しかし、プライベートでも紹介されている雑談のテクニックを使って、打算的なコミュニケーションを取るのは楽しくないように思えます。
プラーベートでは気兼ねなく楽しく会話したいですよね。

あくまでビジネスマンに向けた、雑談力の向上を目的とした本として読み進めるのが良いかと思います。
雑談はコミュニケーションでは大切なスキル
雑談力は営業の成功率を上げたり、仕事でのコミュニケーションを円滑化するなど、とても大切なスキルです。
本書の中では雑談力の向上で「仕事が楽しくなった」という意見も紹介されています。
ビジネスでは目的を達成するためには、いきなり本題に入るのではなくて、ある程度の助走が必要だそうです。
雑談からスムーズに本題に入っていく、話の流れを作るテクニックは、とても参考になると思います。
なんの目的もなく、ただ話をつなげるだけの雑談には全く意味がないようです。

話の着地点を常に想像して話を組み立てていくのは、メチャクチャ頭を使う作業になりますね。
話す前から雑談は始まっている
雑談の中で使う話のテクニック以前に、初めて会った時の見た目で好印象を送るのも効果的だそうです。
表情や服装、手土産などで、雑談が始まる前から「こいつはできそうだなぁ」と思わせていくのがポイント。
少し話が苦手でも、笑顔での挨拶や清潔な服装、ちょっとした手土産を持っていくだけで、第一印象はだいぶ変わるみたいです。
第一印象が良ければ色んなテクニックを駆使しなくても、相手に自分の話を聞いてもらいやすくなります。
印象に関連する話で、言葉遣いとかも「やばくないですかぁ」みたいな稚拙な言葉を使うと、「バカっぽく」見られて印象が悪くなるそうです。

初対面の人には笑顔を心がけたいですね。
笑顔で商談がまとまるなら安いものです。
雑談力を極めるには経験が1番大切
「超一流の雑談力」ではたくさんの雑談で使えるテクニックが紹介されていますが、経験を積むことが1番の近道になりそうです。
本の中では下記の5つのタイプに人を分類して、話し方を変える方法も紹介されていますが、実際に話してみないと分からないと部分も多いと思います。
- プライドが高い人
- 優しくて話しやすい人
- さっさと結論が欲しい人
- 明るい社交的な人
- 控えめで大人しい人
上記の5つの分類を全ての人に当てはめるには無理がありにますよね。
もちろん大きな枠組みとしては非常に参考になるかと思います。
5つの分類を全部暗記しても十分ではないので、結局はいろんなタイプの人と話していく中で、経験を積んで聴くのが1番でしょうね。
雑談をするためには知識が必要
意味のある雑談をしていく上では、ある程度の知識を自分が持っていなといけないようです。
鉄板のエピソードを用意したり相手に話を合わせるのにも、知識がなければどうにもなりませんよね。
日頃から本や雑誌、テレビを駆使して色なジャンルにアンテナを張っていくの大切になります。
薄い知識でも持っておくだけで、話の広がり方が全然違いますよね。
「相手が何を言ってるか分からない」「全く話についていけない」では雑談以前の問題です。
特に自分の専門ジャンルについてはしっかり勉強しておいたほうが良いようです。
自分の職業に関連する知識について勉強不足だと、「この人大丈夫かなぁ」と信頼が薄れてしまいます。

いつ必要になっても良いように、日頃から色んなジャンルの情報に触れていきたいと思います。
『超一流の雑談力』をオーディオブックで聴くポイント
『超一流の雑談力』はオーディオブックでも非常に聴きやすい本でした。
理由としては、雑談の例文として会話形式の文章が多いからです。
会話文は読み上げてもらった方が、リズム的にも聴きやすいので、オーディオブックとの相性は抜群。
あとは特に難しい専門知識は一切出てこないので、単純に聴きやすかったです。
オーディオブックには特典として、著者の安田正氏のメッセージが聴けます。
雑談力がなくて困っている女性との対談を通して、雑談力の大切さを伝える内容です。
全て聴き終わった後に復習として聴くのも良いですが、雑談力の大切さが分かるので、本文の前に聴いてモチベーションをあげるのも良いでしょう。
オーディオブック『超一流の雑談力』の詳細

『超一流の雑談力』のオーディオブック版はaudiobook.jpで取り扱っています。
再生時間は3時間30分で平均的なビジネス書と同じくらいです。
3時間程度で聴き終わるオーディオブックはとても聴きやすいと思います。
図表も3枚と少ないですが付属しています。
雑談する時の表情についての解説なので、画像を見ないと分からない部分です。
オーディオブックだと図表のダウンロードを忘れがちなので、ちゃんとダウンロードしておきましょう。
audiobook.jpではポイントを使ってオーディオブックを購入した方が安く買えます。
300円から入れる月額会員プランもチェックしておきましょう。
『超一流の雑談力』の関連書籍
紙本・電子書籍
【続編】超一流の雑談力「超・実践編」
まとめ・感想 雑談ができれば人見知りでもうまく立ち回れそう。
雑談力のスキルを身につければ、人見知りや話すのが苦手な人も、コミュニケーションが取りやすくなると思います。
表向きだけでも上手く雑談ができるようになれば、社会でうまく立ち回れるようになれそうです。
会話やコミュニケーションに自信のない人は必読の1冊です。
人気記事オーディオブックのおすすめビジネス書10選【名著から話題作】
運営メルマガ『毎日30秒書評!~心に響く本の言葉~』