「不安を解消するために、お金との向き合い方を学びたい!」
「お金がないと人は裕福にはなれないのか?」
現代社会を生きる上でお金との向き合い方は、誰もが学ばなければいけません。
お金が全てだと妄信すれば、本当の意味での裕福や幸福を見失い、幸せな人生を生きる事ができません。
お金の関連書籍で800万部以上のベストセラー作家の本田健氏の著書「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」ではお金との向き合い方を物語で学べます。
一見すると可愛い童話のように感じますが、お金にまつわる人生の教訓に満ち溢れています。
どうもこんにちは!
お金の勉強中、少額投資家のタケシ!(@takeshi_audio)です。
「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」ではお金や投資、詐欺、将来の不安など重いテーマを扱っています。
しかし、ゾウの物語にする事であまりドロドロしない、ポップな形で読み進める事ができます。
物語を通して、お金と不安との関係性や本当の幸せや幸福について学べます。
お金についての勉強を始めると投資など増やし方に目を向けがちですが、まずは「お金との向き合い方」を学ぶべきです。
ぜひ、「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」の物語を通してお金と向き合ってみて下さい。
「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」はオーディオブック聴き放題アプリで無料で聴けます。
お金との向き合い方を学べる物語
「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」ではお金との向き合い方をゾウの村を通して学べます。
舞台となるカネー村は炭鉱で栄えた村ですが、現在では炭鉱で栄えていた頃の面影はない。
カネー村の住人達はお金に対する不安を抱えていました。
そこにヘッジファンドの投資話がやってきて、村全体が巻き込まれる事になります。
主な登場人物は個性豊かな4人のゾウ。
- やる気のないナイーゾ
- 前向きで明るいヤルーゾ
- 優秀で冷徹なトルーゾ
- ダメゾウのヘルーゾ
全く性格の異なる4人のゾウに自分を重ねて読むのが、「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」を読む時のポイントです。
最終的にどのゾウが良い悪いという話ではありません。
4人のゾウ全員に救いがあるので、自分だったら投資話の時にどう立ち回るか考えると、とても勉強になります。
お金のない不安を煽る
物語では村の住人たちからお金を騙し取ろうとするヘッジファンドが登場する。
ヘッジファンドはお金のない不安を必要以上に煽り、ヘッジファンドに投資すればお金のない不安から解放されると語る。
それらは典型的な詐欺の手口であり、どうして人が騙されるのか?客観的に学ぶことができる。
物語で使われたヘッジファンドへの投資を集めた手口は次の通りです。
- 難しい言葉を沢山使う
- 権威性のある名前を出す
- みんなやっている
- 早い者勝ち
結果として、初めは疑いを持っていた村人達は我先にと、ヘッジファンドへ投資を始める。
物語で客観的に見れば、騙される村人達は滑稽に見える。
しかし、現実としてみんなが投資に参加していて、自分だけ投資に参加しなかったら、自分だけが損をする可能性を感じて不安に襲われる。
そこで、ファンドへの参加が早い者勝ちと言われれば、騙される人がいてもおかしくないのです。
その後の村人達はお金に対する不安から解放されて、お金をよく使うようになり、村にバブル景気が訪れます。
現実にはお金は増えていないに、不安がなくなるだけで、村人達は好きな事にお金を使い出したのです。
貧乏なゾウと裕福なゾウの違い
人はお金を万能だと思い込むが決してそうではない。
「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」でも、お金があると人に優しくなり、お金が無くなると不安になる、といった現実的な事も語られる。
しかし、お金が全てではないという救いもある。
パン屋のナイーゾはお金がなくても、妻と一緒に働ける幸せや人に必要とされる喜びを感じる。
その他にも困っている時に助けてくれる友人の存在や、やりたい事にチャレンジする幸福など、お金がなくても裕福になれる。
確かにお金があれば幸せに繋がるのかもしれないが、お金だけが全てではないと、お金を失った村人達から学べます。
それに、お金があるだけでは不安は無くなりません。
「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」では財政破綻でお金の価値がなくなったり、投資した金が急に消えたり、お金のつかみ所のなさも描かれるからです。
お金ではなく人間関係など、自分にとって本当に大切なものを見つけなければいけません。
オーディオブック版「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」の詳細
著者 | 本田健 |
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価格 | 1,320円 |
再生時間 | 3時間40分 |
ナレーター | 井上澪 |
出版社 | PHP研究所 |
オーディオブック版の「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」はaudiobook.jpで配信されています。
僕はaudiobook.jpのオーディオブック聴き放題で聴きました。
「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」は物語なので、オーディオブックとの相性が良くとても聴きやすいです。
また、「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」は物語ですが、ビジネス書のような目次があります。
お金との向き合い方を学べる本としては、目次があると大切な事が語られている部分が分かるのでありがたいです。
巻末には物語の解説もあるので必ず読むべきです。
物語で大切なポイントの復習にもなりますし、もっと深くお金について学べる関連書籍も紹介しています。
紙本・電子書籍版「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」
「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」の紙本・電子書籍版です。
まとめ 投資の前に「お金と向き合う」べき
僕もそうでしたがお金について勉強を始めると、投資などお金を増やす方法ばかりに目を向けます。
どうしてそうなったのか、自分なりに分析してみましたが、将来への不安が一番でした。
日本では年金が支払われないとか老後資金に数千万円必要などよく言われるので、少しで投資で蓄えが欲しいのです。
しかし、お金ばかりで本当に大切ことに目を向けていなかったようにも感じます。
「金持ちゾウさん貧乏ゾウさん」でお金と向き合うことが出来てよかったです。
これからはお金よりも人間関係や自分のやりたい事を大切にしていきます。
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