オーディオブック版『嫌われる勇気』を聴いた感想!【承認欲求を否定する!?】

『嫌われる勇気』は200万部を突破した自己啓発本の金字塔であり、オーディオブックでも大人気の書籍です。
そんな『嫌われる勇気』をオーディオブックで聴いた感想を書いていきます。

タケシ!タケシ!

どうもこんにちは!
やっぱり嫌われたくはない…、オーディオブックマニア
のタケシ!(@takeshi_audio)です。

『嫌われる勇気』は僕の中でも本当におすすめの自己啓発本オーディオブックなのですが、難しい本だと思います。
「誰でも幸せになれる」「世界はシンプルである」と語られていますが、やはり『嫌われる勇気』で提唱されているアドラー心理学を実践するのは難しい。

読んだ後に分かった気になりがちの本ですが、本当の意味で理解して実践するためには、相当な時間がかかると思います。

読んだ感想と題して、僕なりに内容をまとめてみました。

それでは参ります!!

『嫌われる勇気』を聴いた感想

『嫌われる勇気』は青年と哲人の会話を通して、アドラー心理学を学べる本です。
青年は時には強い口調で哲人に迫りますが、それぐらいしないとアドラー心理学について、読者の気持ちは代弁できません。

アドラー心理学の入門書としては、『嫌われる勇気』がベストです。

人は主観的な世界を生きている

自分が見ている世界と周りの人間が見ている世界は違う。
だからこそ、世界がどうあるべきかではなく、自分がどうあるかにフォーカスを当てるべきというが、アドラー心理学の根幹にありそうです。

「人はいつでも幸せになれる」というのは、世界は自分の主観なんだから、自分が幸せだと思えば幸せな世界に生きている、ということなのでしょう。

主観的な世界を自由に幸せに生きるということは、周りに合わせるのを辞めることですから、どうしても嫌われてしまうこともあります。
でも、人間というのは好き好んで嫌われたくはないものなので、本のタイトルの「嫌われる勇気」につながってきます。

トラウマは存在しない

本書で書かれているトラウマは存在しない、という話は結構衝撃的な内容です。
哲人のこの言葉に青年も、かなり反発しています。

過去のトラウマがあるからこそ、新しいことにチャレンジできなかったり、卑屈になってしまったりするのが一般的な認識だと思うのですが、それは真逆らしいのです。

失敗するのが怖いとか今の生活を変えたくない、という目的が先行して、そのためにトラウマを作り出して、良い言い訳にしている。
結局は勇気が出せずに、「自分がもし〇〇だったら成功していたのに」みたいに、可能性の中で生きています。

実際に行動を移して現実を突きつけられるのが怖いんですね、だからトラウマを作ってそのせいにしてるわけです。
トラウマがあるからできないと言っている人は、気付かぬうちに、自ら不幸であることを選んでしまっています。

タケシ!タケシ!

確かに今思い返せば、僕も才能がないから無理だなぁとか、よく思っていましたね。
失敗したくないから才能がない事にして、可能性の中に逃げ込んでいたんのかなと。

全ての悩みは対人関係にある

世の中にある全ての悩みは対人関係にあります。
劣等感や金、幸福など全ては周りと比較することで、生まれた悩みなのです。

「この世界に他に誰もいなければ」と考えれば全ての悩みは消えて無くなります。

自分しかいないのだから劣等感を抱くこともなくなりますし、お金なんて意味をなさないし、幸福についても考えないでしょう。

また、劣等感に関しては良い劣等感と悪い劣等感があるようです。
良い劣等感は理想の自分と比較して、向上心に繋げられます。

悪い劣等感は、劣等感を武器に特別な存在になろうとしたり、劣等感の果てに他者を見下す優越コンプレックスに発展します。

タケシ!タケシ!

全てが対人関係なのかと言われると、飲み込みきれない部分がありますが、対人関係の悩みがなくなれば確かに生きやすくなるとは思います。

承認欲求を否定する

人は他者から認められるために行動して、褒められて幸せになるというのが、承認欲求だと思うのですが、アドラー心理学では否定しています。

他者に評価されるために生きているわけではないのだから、承認欲求を満たす生き方は間違っている、という考え方です。
承認欲求を満たし続ける人生は、言ってしまえば周りの人間に合わせまくる、ということなので果たしてそれは自分の人生なの?というのは確かに頷けます。

「自由に生きるためのコストは他者から嫌われること」この言葉に集約されます。

この考え方を理解するためには「共同体感覚」というアドラー心理学でも大切な概念を学ばなければいけません。
自分は全体の一部であり、人生の主人公ではあるが、世界の主人公ではないという壮大な考えなので、本を読んで理解していただければと思います。

タケシ!タケシ!

「共同体感覚」に関してはスケールの大きい話で、理解と実践の間に大きな隔離があり、難しいポイントです。

アドラー心理学は劇薬となる考え方

「嫌われる勇気」で語られるアドラー心理学は、全体的に結構きついことを言っており、かなりの劇薬です。

  • トラウマなんて存在しない
  • 全て対人関係の悩み
  • 承認欲求の否定

上記はアドラー心理学の一部ですが、これは人によっては生き方そのものを変えなければいけない問題に発展します。

例えば、トラウマがあるから行動できない人からすれば、こんな考え方を認めたくはないと思うんですよね。
アドラー心理学を受け入れて、自分を変えていくのはかなりハードルが高い。
一歩間違えば、自分を否定されていると感じて、もっと悪い方向に進むのでは?と思ってしまいます。

だからこそ、青年は対話の中で読者の代弁として、哲人にブチ切れまくっているのでしょうけど、結構きついですよね…。

タケシ!タケシ!

『嫌われる勇気』は200万部を超える大ベストセラーですが、果たしてどれだけの人が真剣に実践しているのか気になります。
僕は何度か読んでいますが、未だに理解したくない部分とかあるので、先は長いような気がします…。

『嫌われる勇気』をオーディオブックで聴くポイント

『嫌われる勇気』をオーディオブックで聴くポイントは次の通りです。

  • 対話形式でオーディオブックと相性が良い
  • 物語を聴くように読み進められる
  • 章ごとの区切りがあり聴きやすい

全体的に『嫌われる勇気』はオーディオブックと抜群に相性が良いです。

対話形式の本なのでオーディオブックで聴いていると、スーッと内容が頭に入ってきます。
また、本の中では青年が感情的になる部分も多く、その点をしっかりとナレーターの方が演じられているので感情移入ができます。
『嫌われる勇気』の理解のためには青年への感情移入が大切なのではないかと思います。

対話形式ですが話が永遠と続くわけではなく、章はじめにテーマが提示されたり、ナレーションが入るので、なんの話をしているのか?迷うこともないです。

オーディオブック版『嫌われる勇気』の詳細

「嫌われる勇気」画像
著者 岸見一郎,古賀史健
価格 audiobook.jp:1,650円
Audible:2,100円(会員価格)
再生時間 audiobook.jp:7時間17分
Audible:6時間59分
ナレーター audiobook.jp:小林範雄,市村徹
Audible:てらそま まさき, 金野 潤
出版社 audiobook.jp:ダイヤモンド社
Audible:Audible Studios

オーディオブック版『嫌われる勇気』はaudiobook.jpとAmazon Audibleで配信されています。
制作会社が違うので、ナレーターや再生時間に違いはありますが、本の内容は全く同じです。

ナレーターについては好みがあると思うので、両方のサイトで用意されているサンプル聴き比べて好みの声を選ぶと良いと思います。
ですが、どちらのナレーターさんも聴きやすいので、価格で選ぶのが一番無難ですね。
価格が安いaudiobook.jが1番おすすめです。

Audibleの無料体験をまだやっていない人は、無料で『嫌われる勇気』がもらえるので、お試しあれ!
毎月のAudibleの「コイン」で交換するのも全然ありです。

紙本・電子書籍版

『嫌われる勇気』の紙本・電子書籍版です。

続編の『幸せになる勇気』

『嫌われる勇気』に感銘を受けた方は、続編の『幸せになる勇気』もおすすめです。

こちらもオーディオブック化されており、『嫌われる勇気』よりもさらに実践的な内容で、生き方の具体的な指針となってくれます。
こちらも内容を完全に身につけるまで、オーディオブックで何度も聴くのがおすすめです。

「幸せになる勇気」の画像

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

価格:
1,650円(税込)audiobook.jp
価格:
2,100円(税込)Amazon Audible

ミリオンセラーとなり、アドラー心理学ブームを巻き起こした『嫌われる勇気』の続編がついにオーディオブック化!

『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』のセット

幸せになる勇気と嫌われる勇気のセット

「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」セット

価格:
3,157円(税込)

「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」をセットで購入すると割引された価格が適用されます。

 

まとめ おすすめTOP5に入るオーディオブック

『嫌われる勇気』は日本で一番有名な自己啓発本と言っても過言ではないほど有名です。
読んだことがない人でも名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。
そんな『嫌われる勇気』はオーディオブック化されていて、オーディオブックでも常にランキング上位になる程人気です。

今回はざっと『嫌われる勇気』の内容を説明しましたが、何度も繰り返し読んだり聴いたりすることで本の良さが分かってきます。
個人的にもよく聴くオーディオブックTOP5に入るほど聞き込んでいます。もちろん書籍も購入済みです。

「幸せや自由」について考えさせられるとてもおすすめの本です。
オーディオブックなら手軽に聴くこともできるので、是非一度聴いてもらいたいです。

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