【無料で自作】個人で可能なオーディオブックの作り方まとめ!

「オーディオブックを作ってみたい!!」
「購入した書籍をオーディオブック化して聴きたい!」

電子書籍の個人出版がKindleで手軽にできる時代なので、オーディオブックの作成にチャレンジしたい方もいるかと思います。
オーディオブックは電子書籍に比べて、作成するのに少し手間がかかりますが、個人で作ることは十分可能です。

今回は個人でも出来るオーディオブックの作成方法を紹介していきます。

タケシ!タケシ!

どうもこんにちは!
オーディオブックマニアのタケシ!(@takeshi_audio)です

僕は販売目的で、自分で書いた電子書籍をオーディオブック化した経験があります。
オーディオブックの自作はあまり情報もなく大変だったのですが、なんとか成し遂げることが出来ました。

実際にオーディオブックを作る中で、いくつか方法を見つけましたので、この記事でシェアします。
オーディオブックはお金をかけずに無料で作ることもできますし、プロに頼んでクオリティを上げることもできます。
オーディオブックの用途に合わせて自分に合った作り方を参考にしてください。

最近では、購入した電子書籍をオーディオブック化して聴くことも多いです。
それでは参りましょう。

この記事を書いている人
読書ブロガー/本スタグラマー
タケシ
タケシの画像
年間300冊以上の本を読む読書家。電子書籍ストアやオーディオブック配信サービスを40社以上レビューしてきた読書ブロガー。読書情報ブログ「AudioBook Mania」の運営の傍、複数のウェブメディアでライターとして活躍中。認定ランサー。詳しいプロフィールはこちら

オーディオブックの作り方は大きく分けて2パターンある

オーディオブックの作り方は大きく分けて、下記の2パターンあります。

  • 人が文章を読み上げてオーディオブックを作る
  • 音声読み上げを利用してオーディオブックを作る

どちらの方法も無料でオーディオブックが作れますが、クオリティを上げるためにはお金を使う必要があります。
ナレーションやソフトに1万円くらい支払うだけでも、オーディオブックのクオリティは格段に上がります。

それでは、それぞれの方法を見ていきましょう。

人が文章を読み上げてオーディオブックを作る

人が文章を読み上げてオーディオブックを作る方法を3つ紹介します。

  • スマホのボイスメモを利用する
  • 録音機材を揃えて録音する
  • 朗読をプロに任せてしまう

自分で本を読み上げて録音する方法が一番簡単でお金もかかりませんが、最も難しいです。
実際に本を読み上げてみると分かりますが、聴きやすい声で噛まずに1時間以上も文章を読み上げるのは、本当に苦労します。

普段からポッドキャストで配信している方や声優・ナレーターの仕事をしている方ではないと、聴いていて恥ずかしいオーディオブックしか出来上がりません。
人が読み上げたオーディオブックを作りたいのであれば、プロに任せるのが無難でしょう。
プロに任せれば機材を揃える必要もありません。

スマホのボイスメモを利用する作り方

ボイスメモの画像

音声を録音する方法としてはスマホのボイスメモを利用するのが一番お手軽です。
初めからインストールされているアプリや無料のアプリでも、音声を録音する性能としては十分でしょう。

オーディオブック用の音源を録音する手順も簡単で、下記の手順で普通に声を録音するだけです。

  1. アプリを起動する
  2. 録音開始
  3. 本を朗読する
  4. 録音終了

チャプターを短く区切ると録音がしやすいです。
ボイスメモアプリでも音声の簡単な編集はできますが、長い音源の場合には音声編集ソフトを利用するといいでしょう。

「おすすめの音声編集ソフトを紹介した記事」では無料のソフトも紹介しているので、参考にしてください。

録音機材を揃えて録音する

ナレーションづくりの機材

クオリティの高いオーディオブックを作るためには、録音機材を揃える必要があります。
マイクやオーディオインターフェースを使って録音した音源は、スマホのボイスメモで録音した音源と比べると、音質に雲泥の差があります。

本気でオーディオブックを作るのであれば、最低でも下記の機材を揃えましょう。

  • 録音するスタジオ
  • オーディオインターフェース
  • 高性能なマイク
  • 音声編集ソフト

Amazonでは録音に必要な機材が揃ったレコーディングセットが購入できますが、エントリーモデルで3万円程します。
プロ仕様の機材を揃えるとなると軽く10万円超え!
オーディオブックを作るために個人で機材を揃えるのは、とてもハードルが高いと分かります。

録音機材以前にナレーションは難しい

もし機材を集められたとしても、文章を読み上げるナレーション技術が問題です。

「ただ本を朗読するだけでは?」

と思うかもしれませんが、ナレーションには高い技術レベルが求められます。
例えば下記の3つ。

  • 文章の正しい言い回し
  • 声のトーンやボリューム
  • 分かりやすい声質

ナレーションの技術を挙げだしたらきりがありませんが、プロのナレーターは本当に多くのことに気を配り本を朗読しています。

タケシ!タケシ!

オーディオブックを聴いていると、ちょっとした違和感だけでもストレスを感じますよね…。正直、素人が読み上げた朗読は聞くに耐えないと思います。

朗読をプロに任せてしまう

本の朗読をプロに任せてしまえば、ナレーションのスキルや高額な録音機材がなくても、質の高いオーディオブックが作れます。
スキルシェアマーケットの「ココナラ」では1,000円〜10,000円の比較的安い金額で、ナレーションを依頼できます。

「ココナラ」の料金相場

アマチュアやプロアマ、プロなど2,000人以上のナレーターに誰でも仕事が依頼できます。
自分で録音機材を揃えたりする金額を考えるとプロに頼んだ方が結果的に安いことも。

特に「ココナラ」を始めたばかりの方は、実績を積むために安く仕事を受けてくれます。
高品質なオーディオブックを安く作りたいなら、ぜひナレーションを依頼してみて下さい。

詳しくは、「ココナラでナレーションを依頼する方法を解説した記事」で紹介しています。

音声読み上げを利用してオーディオブックを作る

オーディオブックはスマホやPCで音声読み上げでも作ることができます。
人の声ではなく機械の合成音声にはなりますが、コストを抑えてオーディオブックが作れるのです。

音声読み上げの方法は大きく分けて下記の2つあります。

  • スマホやPCに搭載されている音声読み上げ機能を使う
  • 有料と無料の音声読み上げソフトを使う

スマホの音声読み上げ機能を利用すれば、わざわざオーディオブックを作らなくても、電子書籍をオーディオブックとして再生できます。

例えば、iPhoneの場合には下記の手順を踏むだけで、文章の読み上げが開始されます。

  1. 設定から一般
  2. アクセシビリティ
  3. スピーチ(読み上げコンテンツ)とタップしていき
    ※OSのバージョンにより多少の違いがあります。
  4. 画面の読み上げをオンにする
  5. 表示している画面を二本指で上から下にスワイプ

Androidにも同様の機能があるので、手軽に音声読み上げを利用したい人にとっては最適です。
詳しくは「Kindle本をオーディオブック化する方法を紹介した記事」をご覧ください。

スマホやPCで読み上げた音声を録音する3つの方法

スマホやPCの機能で音声読み上げを利用した時、その音声を録音するとオーディオブックが完成します。
今回は読み上げた音声を録音する3つの方法を紹介します。

  • 【簡単おすすめ】Macを使った方法
  • 【動画になる】iPhoneを使った方法
  • 【アナログです。】出力端子から録音する方法

Macを使った録音方法

Macは標準で読み上げた音声を録音する機能があります。

  1. 文章を選択
  2. 右クリック
  3. サービス
  4. スポークントラックとしてiTunesに追加

これで簡単にオーディオブックが作れます。

iPhoneを使った録音方法

iPhoneを使った方法では、まず動画で録音することになります。
その後、動画から音声を分離すればオーディオブックが完成します。

  1. コントロールセンターを呼び出す
  2. 画面収録を長押し
  3. マイクオンにするマイクをオンにしている画像
  4. 画面収録開始
  5. 音声読み上げをスタート

この方法なら、画面収録と同時に音声読み上げの音声を録音できます。
動画と音声の分離はiMovieなど無料の動画編集ソフトで簡単にできます。

出力端子から録音する方法

アナログな方法ですが、全てのデバイスで利用できます。

  1. 音声の読み上げをスタート
  2. イヤホンジャックに端子をつなげる
  3. もう片方を別端末のマイクジャックにつなげる
  4. 録音する

スマホとPCやスマホ二台などデバイスを2つ用意する必要がありますが、簡単に録音できます。
ボイスレコーダーを使うのも良いでしょう。

有料と無料の音声読み上げソフトを使う

「かんたん! AITalk 3」製品画面

音声読み上げソフトを利用すれば、入力したテキストを読み上げてくれるので、簡単にオーディオブックが作れます。
無料のソフトと有料のソフトがあるのですが、より人間に近づけたいのであれば有料のソフトをおすすめします。

有料のソフトの方が下記のような細かい設定ができるので、使いやすさが断然違います。

  • 選択できる声の種類(男性、女性、子供、etc…)
  • 音声の速度
  • 音量
  • 高さ(ピッチ)
  • 抑揚の調整
  • 特殊な読み方をする単語の登録

最近のソフトはAIを利用しているので、合成音声の精度が以前と比べると遥かに人間に近いです。

おすすめ音声読み上げソフト

詳しくは「おすすめの音声読み上げソフトを紹介している記事」をご覧下さい。

オーディオブックを作るときの注意点

著作権を守ろう

自作したオーディオブックは私的利用するのであれば問題ありませんが、販売するなど世に出す場合には、著作権上の問題が発生します。
すでに著作権が切れている書籍は問題ないですが、二次利用をする場合には念の為、法律に詳しい人にアドバイスを求めましょう。

オーディオブックを作る時には、自分の書いた文章を利用するようにしましょう。
販売されている書籍などはオーディオブック化してもSNSでシェアなどはせずに、私的利用の範囲内に留めておきましょう。

ファイルを分割しておくと便利

オーディオブックを作る時にはファイルを分割しておくと便利です。
本の章ごとに分けたりしておくと、再生する時に聞きたい部分だけを選べるので便利です。
ファイル名なども章のタイトルを付けたり工夫を凝らしましょう。

タケシ!タケシ!

現在販売されているオーディオブックの多くは章ごとに分割されています。参考のために確認してみると良いでしょう。

audiobook.jpはmp3ファイルでダウンロードできるので、オーディオブック作りの参考になります。

「でじじ」ならオーディオブックの制作が無料。販売も可能!!

オーディオブックを販売できるサイトの例

オーディオブック・電子書籍の販売をしている「でじじ」ならオーディオブックの制作を無料で行ってくれるようです。
条件は以下の通りです。

  • 制作コスト・ランニングコストはすべて弊社が負担します。
  • 印税料率は販売定価の10%です。
  • 年度末に一括実売精算、レポートは四半期ごとおこないます。
  • 制作物に、定本情報(書籍)を盛り込むなど、無料でプロモーションいたします。
  • 書籍の販促、営業活動も同時に可能です。

なかなか大手配信サービス(Audible・audiobook.jp)ではオーディオブックの制作・販売を委託するのは難しいですが、でじじなら制作を頼めばそのまま販売までしてくれるようです。
印税が販売定価の10%というのは個人で販売するには低いですが、大きなプラットフォームで取り扱ってくれることを考えると悪くはありません。

終わりに

個人でオーディオブックを作るなら、「ココナラ」でナレーションを依頼するか、音声読み上げソフトを利用するかの二択です。
自分で本を朗読するのは思っているよりも断然難しい…。

とはいえ、ナレーションは安価で依頼できますし、音声読み上げの精度も高いです。
個人でも問題なくオーディオブックが作れる時代だと思います。

タケシ!タケシ!

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