オーディオブックで「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」を聴いたので要約型の感想を書いていきます。
「すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法」では、ダラダラして行動できていないことを自分では分かっているけど改善できない人に向けた、救世主のような本です。
気合いや精神論ではなく、脳科学に基づいた堅実な方法が記されているので、どんな人にでも参考になること間違いなしです。
どうもこんにちは!
結構なだらだらグセがある男、タケシ!(@takeshi_audio)です。
僕はYoutubeを見たり、スマホをいじったりして、気づいたら時間が経っていることも多く、以前は無駄な時間を多く過ごしてきました。
ですが、「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」で書かれている、シンプルな方法を実践してからは、「時間がない」「やる気が起きない」と理由をつけて、今までできていなかった事ができるようになり、充実した時間を過ごせています。
そんなメソッドを要約という形でお伝えできればと思います。
それでは参ります。
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【要約】「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」を聴いた感想
「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」では行動力を高める科学的な方法を、8つほど紹介されています。
その中でも今回は特に役にたつと僕が感じたメソッドを3つほど紹介します。
- すぐやる人に睡眠不足はいない
- 邪魔なものを視界に入れない
- 次の作業に手をつけておく
本書の中でもスモールスタートの大切さが語られており、全てのメソッドを行うのではなく、まずは一つでも試して、変化を実感していくのが大切になります。
本書の中で紹介されている実例では、一つ試しただけでも劇的に生活が変化した人達の体験談が載っているので、ぜひサボり癖がある人は挑戦していただきたいです。
僕は面倒くさがりでもあるので、紹介されている方法の中でも簡単でシンプルな方法を選んだつもりです。
すぐやる人は睡眠をしっかり取っている
すぐやる人に共通している項目として、すぐやる人には睡眠不足は少ないです。
睡眠不足は単にパフォーマンスが落ちるだけではなく、すぐできない状態を作る悪習慣にも通ずるものがあります。
睡眠不足の人は睡眠不足によるパフォーマンスの低下を誤魔化すために、後から対策をとろうとします。
これがすぐできない状態を作る要因です。
すぐできる人とはすぐできない状態を作らない人。
睡眠不足にならないように、あらかじめ夜のカフェイン摂取を控えたり、寝具などの環境を整えています。
睡眠不足という問題が起こってから解決しようとすると、そこには意志力が必要になり、結果として大した行動は起こせません。
すぐやる人になるためには根本的な思考として、睡眠不足の時は栄養ドリンクなど付け焼き刃の解決策ではなく、どうすれば睡眠時間を取れるのか?を考えられるようになる必要があります。
睡眠不足の話からは「すぐできない状態を作らない」という、この本の本質が分かります。
睡眠不足の解決方法
すぐやる人になるとは少し話がズレますが、本書で書かれている睡眠不足の解決方法を紹介しておきます。
早起きや睡眠不足では病んでいる人は多いと思うので、次の6つの方法は参考になる事でしょう。
- ベットで眠りに関係ないことをしない
- 平日と休日の起床時間の差を減らす
- 朝起きたら太陽の光を受ける
- 眠くない時間に目を閉じて休憩をとる
- 起きているうちに運動して体温を上げる
- 翌日起きる時間を3回唱える
個人的には「翌日起きる時間を3回唱える」が思いのほか効果があり驚いています。目覚ましをセットするのではなく、起きたい時間を唱えるだけで何故だか目が覚めます。
行動を妨げるものを視界に入れない
人間は視覚や聴覚、触覚など体のあらゆる感覚器官から情報を脳に取り込みますが、脳が最も重要視しているのが視覚です。
そのため、自分の行動を妨げるものを視界に入れないのが、すぐできない状態を作らないための簡単でシンプルな方法となります。
例えば毎日テレビを見て無駄な時間を作ってしまう人は、テレビ番組を視界に入れてはいけません。
いくら強い意思を持ち10分だけなら、とか思っても、視界に入った時点で脳に情報がいき、すぐできない状態が作られます。
これはアルコール依存症に近いものがあり、いつもひと口だけと思っていても結局は酒を断つことができないのと同じです。
なので、無駄に時間を使っていると思う事に関しては、視界に入れない事を徹底する必要があるのです。
この例で1番良いのがテレビを捨てる事ですが、流石にやりすぎなので、「リモコンをいつも定位置に戻す」くらいから始めるのが良いようです。
適当な場所にリモコンがあると、癖でついついテレビをつけたりしがちですが、常に定位置に戻すようになれば、必要な時にだけテレビを見るようになります。
このようにちょっとした変化をつけるだけで、視覚情報を遮断してすぐできない状態を作らないための工夫になります。
僕はスマホをよく使いがちなので、無駄に時間を消費するようなアプリは消すか、階層を下げたりして視界に入らないようにしています。
次の作業に手をつけてから区切る
すぐやらない状態ができやすいシチュエーションとして、一つのことを終えた後の時間があります。
何か一つのことを終えると、休憩やらなんやらで気づけば時間を無駄にしてしまい、やるべきことができないなんて事はよくあります。
一つの作業を終えた後にスムーズに次の作業に向かうためには、「次の作業に少し手をつけておく」ことが大切です。
ちょっとしたトリガーがあれば脳はその行動を認識するので、何もしないよりかは行動に移りやくなります。
例えば勉強をしようとして、常に本は持ち歩いているけど結局読めていない人は、とりあえず開いてみたり、毎日日付を書き込んだりすると、脳がその行動を認識して行動できたりします。
邪魔なものは視界に入れないのがすぐできない状態を作らないコツでしたが、すぐにしたい事は体で積極的に認識するのが大切です。
僕はやりたいと思ったら時間がなくても、何か引っかかりになるものを残しています。
そうすると記憶が頭の片隅に残っていて、無性にやりたくなるんですよね。
「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」をオーディオブックで聴くポイント
「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」をオーディオブックで聴いてみましたが、とても聴きやすくオーディオブック向けの本だと感じました。
オーディオブックで聴くポイントは次の4つです。
- メソッド+実例という形式で進むので分かりやすい
- 章ごとにメソッドがまとめられているので復習しやすい
- 科学的な方法だが難しい言葉がない
- 欲を言えば箇条書きのところは資料が欲しい
「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」8つのシンプルな方法を解説しているので、オーディオブックでも聴きやすいです。
何かメソッドを解説するような本は、100のメソッドみたいに方法が多かったりして、オーディオブックだと聞き取りずらかったりするのですが、そんな心配もいりません。
内容も章ごとに区切られているので、気に入ったメソッドを復習するために一つの章をループしたりできるので便利です。
強いてデメリットを挙げるとするなら、箇条書きのような情報の羅列はオーディオブックでは聞き取りずらいです。
2,3箇所くらいなのでその部分だけでも、資料が付属しているともっと分かりやすいオーディオブックになる気がします。
オーディオブック版「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」の詳細
著者 | 菅原 洋平 |
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価格 | audiobook.jp:1,540円 Audible:1,750円 |
再生時間 | audiobook.jp:3時間34分 Audible:3時間38分 |
ナレーター | audiobook.jp:伊集院宏 Audible:竹内 栄治 |
出版社 | audiobook.jp:文響社 Audible:Audible Studios |
オーディオブック版の「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」はaudiobook.jpとAmazon Audibleの両方で取り扱われています。
制作会社の違いでナレーターや再生時間は違いますが、本の内容はどちらも同じです。
購入するのであれば価格が安いaudiobook.jpがおすすめです。
僕は「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」をaudiobook.jpのセールを利用して、半額で購入しました。
紙本・電子書籍版
「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」の紙本・電子書籍版です。
まとめ・感想
今回は要約という形で3つの方法しか紹介しませんでしたが、他にもメンタル文法やルーティーン化などすぐできない状態を作らないメソッドが紹介されているので、一読をおすすめします。
オーディオブックでもとても聴きやすい本のなので、個人的にもTOP10くらいに入るくらい、タメになったおすすめ本です。
ぜひオーディオブックで聴いてみてください。