
オーディオブックは本に比べて数がまだまだ少ないです。
本が作られてから、電子書籍化されてオーディオブック化されるわけですから少ないのは当然です。
そうなると
「自分の読んでる本がマイナーすぎてオーディオブック化されない」
「オーディオブック化して欲しい本がたくさんある」
という場合に困ってしまいます。
安心して下さい!
オーディオブックは個人でも簡単に自作できます。
個人で簡単にオーディオブックを自作する方法を3つ紹介するので参考にぜひどうぞ!!
欲しいオーディオブックがない時には
オーディオブックは、目を疲れさせることなく両手も使うことなく書籍が読める画期的なアイテムです。
しかし、紙に印刷された書籍があった上でオーディオブック化されるのが一般的なので、必ずしも読みたい本が見つかるわけではありません。
電子書籍にすらなっていない本もある
中には、オーディオブックよりも先に広まった電子書籍にすらなっていないものもあるでしょう。
とはいえ、これぞと思って何度も読みたい本というのがあるものですし、何度も読むよりもはるかに効率よく自分に取り込めるのがオーディオブック最大のメリットです。
オーディオブックになっていないからといってあきらめてしまう必要はありません。
オーディオブックは意外と簡単に自作できてしまうからです。
オーディオブック自作方法を紹介
自作する際、次にすべきなのは書籍を朗読することですが、これはいくつかの方法があります。
①スキルが買える「ココナラ」を利用する
オーディオブックが人気なのは、プロのナレーターや俳優などが臨場感たっぷりに朗読してくれることが要因の一つなので、もっとも良い方法はプロのナレーターに朗読してもらうことです。
そう聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、スキルシェアマーケット「ココナラ」などのサイトを利用すると容易にクオリティーの高い朗読が得られます。
比較的安い値段で済む【1,000円〜10,000円】
このサイトはさまざまなスキルを持った人々が技術を売ったりするサイトで、比較的安価にお願いできることが特徴です。
ナレーションのカテゴリーでは、ココナラに登録している全国のナレーターや声優に直接依頼することができます。
先にサンプルを聴くこともできますし、料金は1,000円~10,000円前後というのが相場です。
サンプルをじっくり聞いてナレーターや声優を選んだら、朗読してほしい内容を直接伝えればOKです。
実際にプロのナレーターにお願いするよりははるかに低い垣根で本格的なナレーションが入手できてしまいます。
詳しくは「【安く作れる】ココナラでナレーションの依頼がおすすめです!!」で紹介しています。
②音声読み上げ機能を利用する
2つ目の方法は、音声読み上げ機能を利用することです。
これは、
- パソコンやスマホに読み上げ機能が入っていることもあるでしょうし、
- ない場合には専用の読み上げソフトを購入することもできます。
ソフトは「かんたん AI TalkⅡ」などが良く知られたところです。
最近の音声読み上げは人間に近くなってきている
このような機械が読み上げるものというと、アニメのロボットが棒読みしていかにも不自然と思う人が多いかもしれませんが、最近はそんなことはありません。
まるで人間が朗読しているような感覚になるものも多いですし、自分が聴くことを目的としているのならそれで十分といえる範囲のものが多いです。
といっても、ところどころ読み間違いなどはあるのであらかじめ承知しておく必要はあります。
また、「かんたん AI TalkⅡ」などの場合、保存形式が「wav」なので、自分で「mp3」に変換する必要があります。
変換には、「えこでこツール」などのソフトを使うこともできます。
- かんたん! AITalk 3 :オーソドックスなナレーション作成ソフト
- CeVIO Creative Studio:歌にも使われますが、ナレーションに使っても優秀です。
- 「えこでこツール」:音声ファイルの変換ができます。無料です。
③自分で朗読してみる
3つ目の自作方法としては、自分で朗読するというのもありです。
しかし、自分の声を使えばより自作の感じが出るわけですが、労力が要りますし慣れていないことから読み間違いなどもあってクオリティーの面ではかなり落ちてしまうのは否めません。
オーディオブックのメリットの一つとして楽に情報を入手できるというのがありますが、自分の声を使っての自作ではそのメリットはほとんど享受できないことになります。
やはり、先に紹介した2つの方法から選ぶのが良いでしょう。
音声を区切って作ると便利
いずれの方法でも、音声を収録する際の注意点として、章で区切って収録しておくと聴く時にピックアップすることができて便利です。
ナレーションを作ったらmp3に変換しておきましょう
ナレーションができあがったら、次にはそれを媒体に録音します。
といっても、「かんたん AI TalkⅡ」などで録音したものは後にmp3ファイルに変換すれば良いわけですし、後は自分が使いたいスマホやタブレットに転送するだけでOKです。
また、スキルシェアマーケット「ココナラ」を利用した場合でも、依頼した人によって納品形式は「mp3」「wav」「m4a」などから選択できることがあるので、「mp3」でお願いしておけば簡単です。
自作オーディオブックを販売する?!
自分好みに出来上がった自作オーディオブックは、自分で聴いて楽しむだけではなく、販売するという方法もあります。
もしも自信作が出来上がったら、オーディオブックを取り扱っているサイトの運営者に問い合わせてみると良いでしょう。
自作をチェックしてもらい、OKであれば契約をして自作をサイトに掲載してもらえます。
その際には、表紙もクオリティーの高いものを作った方が見栄えが良くなって自作を買ってもらいやすくなります。
販売する場合は著作権をチェックしましょう
オーディオブックは自作すればなんでも販売して言い訳ではありません。
作品の著作権がどこに帰属しているのかどうか事前に確認しておく必要があります。
販売するのであれば
- 自分が書いた文章を使う(本、ブログ、twitterなど)
- 著作権が切れた作品を利用する(青空文庫の作品など)
- 著作権者に許可をもらう
以上の3つなどちゃんと権利を守ってオーディブックを販売するようにしましょう!
まとめ・感想
いかがだったでしょうか?
オーディオブックは個人でも簡単に自作できます。
音声読み上げソフトを使えばあっという間に完成します。
「ココナラ」など外注に頼んでもそんなに高くはありません。
著作権などがあるので、自作したオーディオブックは基本的に自分で楽しむために使いましょう。

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