audiobook.jpのオーディオブック聴き放題に期間限定で、『仕事は楽しいかね?』がラインナップされていたので早速聴いてみました。
どんな内容だったのか?オーディオブックで聴いてどうだったか?感想を書いていきます。
どうもこんにちは!
自己啓発エンジョイ中、オーディオブックマニアのタケシ!(@takeshi_audio)です。
『仕事は楽しいかね?』は会話形式の内容だったので、オーディオブックで聴きやすく、すぐに聴き終えてしまいました。
シンプルだけど深い、心に刺さるような言葉がなんども出てきます。
『仕事は楽しいかね?』の名言集が欲しいくらいです。
それでは参ります!
『仕事は楽しいかね?』をオーディオブックで聴いた感想
『仕事は楽しいかね?』は、20年以上読み継がれるビジネス本のベストセラー。
別に不幸ではないけど、「現状には満足ができない」「このままでいいのだろうか?」と悩むビジネスマンに向けて書かれた1冊です。
「35歳の悩めるサラリーマン=読者」という構図ですが、現状に不安を抱えている人であれば、年齢関係なく響く内容かと思います。
事実20代の僕でも興味深い内容でした。
それでは詳しい感想に入っていきます。
『仕事は楽しいかね?』の概要をザックリ解説
『仕事は楽しいかね?』は物語仕立てのビジネス書で、主人公の男性と老人との会話形式で話が進んでいきます。
1章から14章まであり、章のタイトルには「第1章 仕事は楽しいかね?」という風に言葉が一つ添えられています。
章ごとにタイトルにある一つ一つの言葉を解説していくような流れです。
この本の中心になる言葉は、「第3章 試してみることに失敗はない」です。
この言葉を補足するように、新しいチャレンジをすることの大切さや楽しさを、企業や個人の例を出しながら解説しています。
1章から14章までのタイトル
『仕事は楽しいかね』の目次タイトルはどれも名言揃いなので、チェックしてみて下さい。
目次を見るだけでも引っかかる言葉や勉強になることがあるはずです。
- 第1章 仕事は楽しいかね?
- 第2章 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。
一つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。 - 第3章 試してみることに失敗はない
- 第4章 明日は今日と違う自分になる、だよ。
- 第5章 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。
「遊び感覚でいろいろやって、成り行き見守る」というのがね。 - 第6章 必要は発明の母かもしれない。だけど偶然は発明の父なんだ。
- 第7章 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、
じーっと待っていたりしないということだよ。 - 第8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。
試すこと自体が欠落していたんだ。 - 第9章 あの実験で学ぶべきことはね、
「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。 - 第10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。
- 第11章 もし宇宙が信じられないような
素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね? - 第12章 覚えておいてくれ。
「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。 - 第13章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ
。 - 第14章 きみが「試すこと」に喜びを見い出してくれるといいな。
僕のお気に入りは10章の【それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。】です。
完璧は堕落の始まり、さらに変化を生み出していきたい!
試してみることに失敗はない
「試してみることに失敗はない」は第3章で出てくる言葉ですが、『仕事は楽しいかね?』の肝となっています。
他の章はこの言葉を補足たり、意味を説明するための内容です。
例えば、「明日は今日と違う自分になる」という言葉は、「試してみることに失敗はない」と同じくらい良く出てくる言葉です。
常に変化を求め続ける好奇心が大切だと書かれています。
明確な目標や目的を設定したところで、思い通りにいくことはないから意味がない。
アイディアは偶然の産物で生まれるものだから、色々試行錯誤をしていかなければいけません。
このことを、コカ・コーラやリーバイスなど、偶然の産物として生まれた発明を色々と例に出して解説をしています。
「完璧以上のす素晴らしさ」「あるべき状態よりもよくあること」など、常に試し続けて変化を恐れないことこそが、よりよい人生を生きるヒントになります。
「明日は今日と違う自分になる」は、そう簡単にできることではありませんが、少しづつでも実践していけるよう意識したい!
何か新しいことを始める人におすすめの本
『仕事は楽しいかね?』は悩めるビジネスマンに向けた講義形式の物語ですが、新しいことを始める人にも必読です。
何かを始めるのに絶対に正しいやり方なんてないかもしれませんが、本書を読むと正しい方向には迎える気がします。
ビジネスマンが企業に失敗している例もあり、何がいけなかったのか?どうするべきなのか?の、考え方の根本が分かります。
多くの人が他人よりも優れた人間になろうとしているのに人の真似をしている。
何も変化を付けづに人の真似事ばかりしていても、そりゃ上手くいかないよなと思わされます。
ブログ界隈に蔓延している「簡単に稼げる方法!」みたいな情報商材を買っても上手くいかない構図と似ている気がします(笑)
『仕事は楽しいかね?』をオーディオブックで聴くポイント
『仕事は楽しいかね?』は会話形式で話が進んでいくので、とても聴きやすく、オーディオブックと相性がいい本です。
目次は名言集になっているので、初めから聴き始めなくても、気になる言葉の章を再生する使い方もありです。
ナレーションの部分とかに哀愁のあるBGMが流れたりするので、共感できるような気がして、内容が伝分かりやすく感じます。
やはり雰囲気作りは大切ですね。
4時間いかない短めのオーディオブックなので、分からない部分とかなんでも聴いてみるといいでしょう。
シンプルなようで深いので、一回聴いただけでは「は?」みたいなところが割とあります。
オーディオブック版『仕事は楽しいかね?』の詳細情報
著者 | デイル・ドーテン,野津智子/訳 |
---|---|
価格 | audiobook.jp:1,430円 Audible:1,960円(会員価格) |
再生時間 | audiobook.jp:3時間58分 Audible:3時間54分 |
ナレーター | audiobook.jp:高瀬右光,浅科准平 Audible:比嘉 良介, 隈本 吉成 |
出版社 | audiobook.jp:きこ書房 Audible:Audible Studios |
オーディオブック版の『仕事は楽しいかね?』はaudiobook.jpとAmazon Audibleの両方で取り扱われています。
内容としては全く同じですが、制作が違うのでナレータの違いなどがあります。
再生時間が4分ほど違いますが、これは微々たる差ですね。
単純に安いので購入をおすすめするのはaudiobook,jpです。
Audible会員であればコインと交換すれば、無料ないし、1,500円で手に入りますが、audiobook.jpで1,430円なので、ちょっともったいないです。
会員特典のポイントも使えるので、audiobook.jpが無難でしょう!
まとめ・感想 「試してみることに失敗はない」
『仕事は楽しいかね?』は自己啓発本としていろんな名言が書かれているので、人によって刺さる言葉が違ってくるのかなと思います。
とはいえ「試してみることに失敗はない」の言葉の意味くらいは理解しておきたいです。
また、いろんなデータが出されているので、個人の主観で書かれている自己啓発本よりも信頼できます。
人生で不安になった時に定期的に読み返したい一冊です。
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