「読書したいけど時間がない」僕が続けられるようになった方法

「読書したいけど、時間がない…」

僕もずっとそう思っていました。

読書のメリットはわかっているつもりでしたし、「本を読む習慣を身につけたい」という気持ちは強かったんです。でも、いざ日々の生活の中で読書の時間を作ろうとすると、仕事や家事、スマホ、SNS…あっという間に1日が終わってしまう。

そんな僕が、読書系ブログを運営し、書評メルマガの発行や寄稿まで続けられるようになった背景には、「読書時間をどう作るか」に関して、試行錯誤してきた経験があります。

今回は、僕自身の経験から「読書時間を作るための考え方」と「具体的な方法」をお伝えします。
読書初心者にも、読書習慣を続けたい人にもきっと役立つはずです。

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この記事の制作者
アプリ・電子書籍ライター タケシ
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年間300冊以上を読む読書好き。電子書籍やオーディオブックに関する情報をWeb記事など各メディアで発信。レビューしたサービスは40社以上。最新情報をまとめて分かりやすくお届けします。詳しいプロフィールはこちら

読書にどれくらいの時間が必要なのか?

「読書するには1時間くらいまとまった時間が必要」と思っていませんか?
僕も最初はそう思っていました。

たしかに小説や物語に浸りたいときは、ある程度まとまった時間がある方が没入できます。
けれど、ビジネス書や自己啓発本など、学び目的の読書であれば話は別です。

実際、僕が読んできたビジネス書の多くは、「1冊で本当に重要なポイントは1つか2つ」ということがほとんど。
200ページを読み切っても、「これは覚えておこう」と思える部分が1つあれば十分だと今では思っています。

だからこそ、最初から「全部を読もう」とせずに、10分間だけ読んで何か1つ得られればOKと考えるようにしました。
このマインドに切り替えてから、読書のハードルが一気に下がったんです。

「まとまった時間」は幻想。1日10分でいい

僕が毎日読書できるようになった最大のきっかけは、「10分だけ読む」というルールを作ったことです。

よく考えれば、ベストセラーの多くは読みやすく、すでに知っている内容が多いものもあります。
だったら、知らないところ・気づきがあるところだけ読むでもいいですよね?

実際、読書って「何をどれだけ読んだか」よりも、「何を得られたか」のほうが大事なんです。

1日10分でも、ちょっとページをめくって「おっ」と思える言葉があれば、それは立派な読書。
逆に、3時間かけて読んでも何も残らなければ意味がない。

小説や文学作品はまた別ですが、ビジネス書・実用書の読書はこの考え方で十分だと、今では心から思っています。

読書時間を作り出す4つの方法

僕自身、仕事や予定に追われる毎日の中で、どうやって読書時間を確保してきたのか?
実際に効果があった方法を、体験談も交えながらご紹介します。

1. 習慣化してしまう

これは正直、一番確実で強いです。

僕の場合は、朝起きてコーヒーを飲みながら5〜10分読む時間をルーティンにしました。
最初は意識的に本を開いていましたが、慣れてくると、顔を洗うのと同じレベルで読書を始めていることに気づきました。

ポイントは「読む時間を固定すること」。
「毎朝7時に読む」「お風呂上がりに読む」など、1日のどこかに読書ゾーンをつくると定着します。

ただし、目標は欲張らないこと。
「毎日30分読む」ではなく、「1ページだけ読む」「本を開くだけでもOK」くらいの気持ちで始めると挫折しにくいです。

2. 思い立ったらすぐ読む

「本を読みたい」と思った瞬間が一番モチベーションが高いタイミングです。
僕も「最近読書してないな」とふと感じたとき、すぐに手近な本を開くようにしています。

「あとで読もう」「週末にゆっくり読もう」と後回しにするほど、読書は遠のいていきます。

この習慣を身につけるようになってからは、家に1冊は“今読みかけの本”を置くようにしています。
外出先では電子書籍かオーディオブック。とにかく、読書を思い立ったときにすぐ始められる環境を作ることが鍵です。

3. 隙間時間を活用する

実は、まとまった時間を作らなくても、1日で1時間以上読書できることもあります。

僕はこれまで通勤時間・待ち時間・移動中など、スマホをいじっていた「なんとなくの時間」を読書に変えました。
電子書籍やオーディオブックなら、電車の中やレジ待ちでも読めます。

とくにおすすめなのが「スマホに読書アプリを常駐させる」こと。
SNSや動画アプリを開く前に、ちょっとだけ本を開くクセがつけば、読書は自然と続きます。

4. あらかじめ予定に入れておく

これはちょっと変化球ですが、読書を予定として「予定表に組み込む」という方法です。

僕は「この日は図書館に行く」「この午後は読書時間」とカレンダーに予定を入れることがあります。
読書のためにホテルを予約したり、新幹線のグリーン車で読書するなんてこともありました(ちょっと贅沢ですが、最高です)。

これは毎日のルーティンではなく、「集中したい」「気分を変えたい」時に使う方法としておすすめです。

読書時間を生み出す2つのツール

最後に、「時間がない!」という人でも無理なく読書を楽しめる、便利なツールをご紹介します。
どちらも僕が普段から愛用しているものです。

電子書籍:スマホでどこでも読書できる

電子書籍なら、通勤電車の中でも、ちょっとした待ち時間でも、スマホひとつですぐ読書ができます。

僕はKindleアプリをスマホに常駐させていて、「あ、この時間読めそう」と思ったときに即読書。
紙の本のようにかさばらないので、何冊も同時に読む“並行読み”にもぴったりです。

専用の電子書籍リーダー(Kindle端末など)も良いですが、まずはスマホアプリでOK。思いついたらすぐ読めることが大切です。

オーディオブック:耳で聴く読書

「読む時間がどうしてもとれない」という人には、オーディオブックがおすすめです。
僕も家事をしながら、移動しながら、ランニング中などに聴いています。

本を“聴く”だけで、通勤時間や料理中も読書時間に変わる。これはまさに革命でした。
最近ではプロのナレーターや著者本人が朗読しているものも多く、聴きごたえも十分。

Audibleやaudiobook.jpなど、無料体験もあるのでまずはお試しから始めてみてください。