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「読書をするならアウトプットしないと意味がない!?」
「誰でもできる効果的な読書のアウトプット方法を知りたい!!」

たくさんの本を読んだとしてもアウトプットをしなければ、自身の成長につながる事はありません。
インプットを増やしたとしても、アウトプットがなければせっかくの読書が台無しです。

僕も読書をした後は、必ずアウトプットをするようにしています。
なぜなら、インプットばかりしていて、全く成長できなかった過去の経験があるからです。

以前の僕は「本さえ読めば頭が良くなる」と勘違いしていました。
そのため、とにかく多くの本を読む乱読を繰り返し、たくさんの本を読んだ自分に満足していたのです。

タケシ!

どうもこんにちは!
20代からの読書アウトプット系男子タケシ!(@takeshi_audio)です。

インプットに取り憑かれていた僕ですが、数年かけてやっとアウトプットの大切さに気づくことができました。
100冊のインプットよりも1冊のアウトプットの方が効果があります。

この記事では、誰でも簡単にできるアウトプット読書術を紹介します。
世の中には読書のアウトプット方法が、数え切れないほど存在しますが、中でも費用対効果に優れたアウトプット方法を3つ選びました。
インプットとアウトプットを繰り返す事で、効率よく成長につなげることが可能です。

どうやってアウトプットをして良いか分からない方でも、必要十分な読書アウトプット術が身につきます。
それでは参ります!!

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関連記事知っておくべき読書のメリット!!【16ある驚愕の効果を総まとめ】

この記事を書いている人
読書ブロガー/本スタグラマー
タケシ
タケシの画像
年間300冊以上の本を読む読書家。電子書籍ストアやオーディオブック配信サービスを40社以上レビューしてきた読書ブロガー。読書情報ブログ「AudioBook Mania」の運営の傍、複数のウェブメディアでライターとして活躍中。認定ランサー。詳しいプロフィールはこちら

なぜ読書にアウトプットが必須なのか?

アウトプット

「読書にアウトプット必須」という事は、SNSやブログなどでよく言われています。
ですが、なぜ読書にアウトプットが必要なのか?言及される事は少ないので、3つのポイントに分けてまとめていきます。

読書にアウトプットが必要な理由は次の3つです。

  • 記憶の定着に欠かせない
  • 深い理解を得られる
  • ただの博識では意味がない

アウトプットなしの読書では、成長のスピードが極端に落ちます。
読んだ内容が記憶に残ることもなく、物事を考え理解する力も身につきません。

最終的には何も行動に移していない、口だけの人間になってしまいます。
もはやアウトプットをしない読書は時間の無駄です。

それでは3つの理由について個別に解説していきます。

記憶の定着に欠かせない

人の記憶を定着させる上で、最も大切なのが脳から記憶を取り出す作業です。
記憶を取り出す作業とは何かを思い出すこと。
その思い出すという記憶を定着させる大切な行程が、読書におけるアウトプットなのです。

人間の脳の仕組みとして、なんども記憶にアクセスして思い出す度に、記憶の回路が強化され、思い出しやすくなります。
知識を脳に定着させるためには、1度読むだけではなく何度も読み返した方が効果的です。

また、記憶の回路は経験や感情に結び付いた時により強化されます。
アウトプットをする為に、行動に移したり人に話したりすると、知識が脳に定着して自分のものになるわけです。

タケシ!

なんども本を読むよりも、アウトプットを繰り返した方が記憶に残ります。

深い理解を得られる

読書で得た知識はアウトプットして、実際に利用することで深い理解が得られます。
ただ知識を暗記するだけでは、分からない事が行動に移す事で分かったりするので、アウトプットは欠かせません。

例えば、自己啓発本を読んだ時に「ポジティブに生きる」ということを教わったとします。
本の教え通り実際にポジティブ思考で人生を生きていくと、本には書かれていない失敗や成功を繰り返す事になります。
そうやって自分だけの経験を積む事で、唯一無二の自分だけの考えが生まれていきます。

知識は暗記するだけではなくて、それをどう利用するかが大切です。

タケシ!

かなり大雑把な例ですが、自分で経験してみないと何事も分からないという事です。
読書をしただけで何もかも分かった気になるのは危険です。

ただの博識では意味がない

読書で到達できる道

読書をした先にある最終目標が知識を身に付けるだけでは、ただ博識になるだけで意味がありません

昔から「論語読みの論語知らず」という、ことわざがあります。
これは、知識ばかり蓄えて行動しない人に対する皮肉の言葉です。

特に現代では、ただ知識を記憶するだけならPCやAIで十分です。
ただ博識なだけの人は、あまり役に立つ世の中ではなくなりました。

必要とされるのは既存の知識を組み合わせて、新しいアイディアを生み出す発想力です。
インプットした知識を自分なりの解釈でアウトプットしていく事で、新しいアイディアは生まれていきます。

アウトプットをしなければ何も新しいものは生まれないのです。

タケシ!

インプットばかりだと、発想力や記憶力など人間の能力も成長しません。

関連記事読書で明らかに頭が良くなるワケ!いくつになっても成長可能です!!

読書でアウトプットする3つの方法

読書のアウトプットは記憶の定着や思考力を身につける上で、とても大切なことです。
今回は費用対効果にすぐれた、おすすめのアウトプット術を3つ紹介するので、ぜひ日々の読書に取り入れてみて下さい。

僕が推奨する読書でアウトプットする方法は次の3つです。

  • 本を読んだら即行動する
  • 同じジャンルの本を複数読む
  • 読書後とにかく「話す・書く」

この記事でなんども言っていますが、とにかく行動を起こすことが何よりも大切です。
先ほど紹介した「論語読みの論語知らず」ということわざ通り、ただの知識集めで終わるのではなく、行動を起こす起点として読書を利用して下さい。

いくら沢山の本を読んだところで行動に移さなければ何も変わりません。

それでは3つのアウトプット術について個別に解説していきます。

本を読んだら即行動する

読書後の最強のアウトプット方法は行動です。
行動を起こす以上に、成長して成果を出すアウトプット方法はありません。

具体的に読書をどうやって行動に生かすかというと、今取り組んでいる事に関連する本を読む事です。
そうすればアウトプットを前提に読書ができるので、読書後すぐに行動に移せます。

例えば、筋トレをしているのであれば、トレーニング方法や必要な栄養学の本を読みます。
読み終わったら直ぐに、トレーニングメニューの見直しや食生活を改善します。
そうやってアウトプットする事で、読書で得た知識を生かす事ができます。

実際に行動に移してみると、問題が発生したり分からない事が出てきたりします。
そうしたら本を再読するか自分なりに考えて、改善を続けていきます。

逆に筋トレをしていない人が関連書籍を読んでも意味がないです。
全く知らないジャンルの本を読んでも、自分の頭の中でイメージと結びつかないので、記憶にも残りにくいです。

タケシ!

即戦力の知識が詰まった本を読めば費用対効果は抜群です。

同じジャンルの本を複数読む

みんなが選ぶ複数の本

読書をする時には同ジャンルの本を複数読み進めていくと、良質なアウトプットを得る機会になります。

同じジャンルの本を複数読むべき理由は次の通りです。

  • 知識を比較すると論点が見えてくる
  • 同じ知識に何度も触れられる

同ジャンルの本を複数読んでいくと、必ず意見が分かれる論点が見えてきます。
複数の著者の意見を比較して、どちらの意見が正しいか?自分だったらどうするか?考えながら読み進めましょう。
自分なりに考えながら読む事が、思考力を鍛えるアウトプットになります。

また、同ジャンルの本は基本的な情報が共通するので、同じような情報になんども触れる事になります。
脳はなんども触れた情報を大切だと認識するので、同じ知識になんども触れるうちに記憶が強化されます。
ここでポイントなのが、知っている知識に出会った時には「あの本に書いてあった!」など結びつきを認識する事です。

タケシ!

僕は新しいジャンルの本を読む時に、最低でも3冊は似たような本に目を通します。

同ジャンル読みには欠かせな神ツール
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本を読んだらとにかく「話す・書く」

読書のアウトプット方法として王道の「話す・書く」はいつの時代も有効です。
1番はすぐに行動に移す事ですが、できない場合もありますので、そういう時はとにかく「話す・書く」でアウトプットしましょう。

「話す・書く」でアウトプットをする時に重要なのが、自分の言葉に直す事です。
インプットした情報をそのまま、書き写したり喋ったりするのではなく、自分なりの解釈を加えます。

自分なりにアウトプットするコツとしては、本の内容を要約したり例を出して言い換えたりすると良いです。
例えば、本の内容を一言で表してみて下さい。
簡単に思えますが、言いたい言葉がたくさん出てきて一言でまとめるのは意外と難しいです。

タケシ!

豆知識ですがメモをする時は手書きの方が、PCやスマホに比べると記憶の定着率が良いようです。

SNSを活用するのもおすすめ

書いてアウトプットをする時にはTwitterなどSNSに書き込むのおすすめです。
アウトプットのプロはSNSをメモ帳がわりに利用しています。

SNSがおすすめな理由は次の通りです。

  • 議論ができる
  • 仲間ができる
  • 適当な文章は書けない

人に見せないメモは自分さえ分かればいいですが、SNSだと相手も分かるように書く必要があります。
考えながら文章を書く事になるので、頭の中が整理されていい勉強になります。

また、発信したメモに反応があれば、議論を交わしたり共感したり、交流することもできます。
SNSでの発信にハマると読書の習慣化にもつながるのでおすすめです。

タケシ!

SNSでは何かを批判しない限り悪い反応は帰ってきません。
変に怖がらずに気軽にアウトプットツールとして利用しましょう!

関連記事【たった3つで叶う】読書習慣を身に付ける最もシンプルな方法!

読書のアウトプットが学べるおすすめ本

読書でアウトプットをして成長を続けていくのに、この記事で紹介した3つの読書術を実践するだけでも十分な効果が得られます。

ただ、世の中には沢山のアウトプット方法があります。
より多くのアウトプットに関する知識を身に付けたいのであれば、これから紹介する3つの書籍を読んでみて下さい。
どれもアウトプットのスペシャリストが書いている書籍なので、読書をする上でとても参考になります。

学びを結果に変えるアウトプット大全


世の中に出回っているアウトプット法について、網羅的にまとめられている書籍。
たくさんのアウトプット方法が掲載されているので、アウトプットを極めたい人には参考になります。

80のアウトプット方法がまとめられているので、いくつか自分に合うものを選んで実践するのがおすすめ。
流石に全て実践するには量が多いです…。

読書は「アウトプット」が99%


「どうして読書にアウトプットが必要なのか?」が、書かれている一冊。
読書でアウトプットしてきた著者の体験ベースで語られているので、参考になるかと思います。
終始アウトプットの大切さを主張しており、今まで読書でアウトプットを考えてこなかった人は、読書への取り組み方が変わるはず。

アウトプット大全のように具体的なテクニックがたくさん紹介されている本ではありませんが、書評の書き方などアウトプットのヒントになる要素が散りばめられています。
文庫本だと中古で安く購入できるので、手に入りやすい本です。

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毎日10冊以上読む読書家のメンタリストDaiGoさんが、読書術についてまとめた書籍。
何と言っても読みやすいのが一番のポイント。
このブログでも読書術の本として、度々おすすめしています。

読書術の本は、著者の経験ベースの話がお多いですが、メンタリストDaiGoさんの著作は科学的根拠をベースに読書術が紹介されてます。
個人の経験談は人を選ぶところがありますが、科学的に効果がある読書術なので、誰が読んでも失敗はないかと思います。
読書術の入門書としては最適な一冊です。

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まとめ・感想 頼むからアウトプットをしてくれ!!

読書とアウトプットはセットで考えましょう。
アウトプットをしない読書は本当に意味がないです。

とはいえ、読書プラスαでアウトプットをするのが面倒くさいのも分かります。
僕も以前は読みっぱなしが基本だったので、全くアウトプットをしていませんでした。

ですが、何十冊も本を読んで全く成長できていない自分に気付いた時に、考え方がガラッと変わりました。
「今まで読書していた時間はなんだったんだろう…。」という辛い思いを、皆さんにはさせたくないので、どうかアウトプットして下さい。
それだけが僕の願いです。

タケシ!

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