
「読書を始めたけど、結局最後まで読みきれなかった…」
これ、実は以前の僕の口癖でした。
読書がいいってのは分かってる。でも、いざ読み始めると集中が続かなくて、いつの間にか本棚に積まれるだけになっていく…。
そんな状態が何年も続いていました。
でも、あるとき「読書ってコツを掴めば案外モチベーション保てるな」と感じられるようになり、そこからは驚くほどスムーズに読書を続けられるようになったんです。
今回はその中でも「読み始める前の事前準備」が、モチベーション維持のカギだったという実体験をベースにお話ししていきます。
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読書前にやっておくと差が出る、たった2つの準備
昔の僕は、気になるタイトルを見つけたら、すぐに読み始めていました。
でもそれだと途中で「で、なんで読んでるんだっけ?」と迷子になることが多かったんです。
そこで意識するようになったのが、以下の2つの下準備。
- 本を読む目的を明確にする
- 内容をざっくり予測しておく
これだけで読書中の集中力や達成感がまるで違うんです。
1. 目的の明確化|「なんとなく」で読み始めない
「この本、なんとなく話題だから読んでみるか」──こうやって選んだ本、僕はだいたい途中で挫折していました。
逆に「このスキルを身につけたい」とか「今の自分に必要なヒントがありそう」と思って手に取った本は、最後まで集中して読めました。
たとえば、『チーズはどこへ消えた?』を読んだときは、「環境の変化を前向きに受け入れる勇気が欲しい」という明確な目的があったから、内容がスッと自分の中に入ってきたんです。
目的は立派じゃなくていい。
「転職活動が不安だからちょっと勇気がほしい」とか、「習慣化のヒントを1個でも拾えたらいいな」くらいでも十分です。
2. 内容の予測|読書が“探検”になる
読む前にタイトルや目次をざっと見て「たぶんこんな内容だろうな」と予測しておくと、読んでいる最中に“答え合わせ”のような感覚になって楽しくなります。
僕の場合、タイトル・目次・帯をチェックして「どの章が気になるか」をメモしておくようにしています。
そうすることで、自分の興味と本の内容が自然にリンクして、読み進める手が止まらなくなるんですよね。
全部読まなくてもいいって気づいたら、ラクになった
かつての僕は、「せっかく買った本なんだから最後まで読まないと!」と、義務感にとらわれていました。
でもそのせいで、つまらなく感じた箇所も無理やり読もうとして、どんどん読書が苦痛になっていたんです。
そんなとき、ある人から「必要な部分だけ読んでOKだよ」と言われて、気がラクになりました。
それ以来、僕は読み始める前に目次を見て「自分が興味ある部分」だけをピックアップ。
それだけでも読後感は十分にあるし、むしろ記憶に残りやすい。
例えば、自己啓発本の中でも「第3章だけめっちゃ役立った!」みたいな本、ありますよね。
それならその章だけで“その本の役割”は果たしてると思うんです。
読みたい本を選ぶ「自分軸」をつくったら外れなくなった
昔は、ランキング上位とか「みんなが読んでる」って理由で本を選んでいました。
でも、そういう本ってなぜか読み進められないことが多くて。
今は「自分が今気になってること」とちゃんと向き合って選ぶようにしています。
僕が普段やっているのはこんな感じ:
- 今、課題に感じてることに関する本
- 最近気になってるジャンルの入門書
- SNSで尊敬してる人が紹介してた本
- 書店で直感的に“いいな”と思った本
- 過去に読んで面白かった作者の新作
この「自分のアンテナ」を信じて選んだ本って、不思議とスイスイ読めちゃうんですよね。
“話題だから”より“自分だから”で選ぶと、モチベーションって格段に違ってきます。
読んだ後に何かするだけで、次の読書が待ち遠しくなる
本を読み終えた後、僕がやっているのは「アウトプット」です。
といっても、難しいことではなくて、
- SNSで感想をひとこと投稿
- 読んだ内容を手帳に1行メモ
- 気づいたことを友達に話す
こんな小さなことで十分。
以前、「読書は入力、アウトプットは出力。セットでやると記憶に定着しやすい」と聞いて、試してみたら本当にその通りでした。
アウトプットすると「よし、次はあの本を読もう!」と自然に読書欲が湧いてくる。
これが習慣になったことで、僕の読書ライフは一気に安定した気がします。
それでも読めなくなったら、どうする?
正直に言うと、僕でも「今日はもう無理だ〜」って日、あります。
そういうときは以下のどれかを実行してます:
- 思い切って読むのをやめる
- 気になる章だけパラパラ読む
- 読書タイムを朝や昼に変えてみる
- なぜ続かないかを振り返る
中でもおすすめなのが、「読むのをやめる勇気」。
無理して読むと読書自体が嫌いになるので、それなら次に期待して早めに切り上げる方が賢いです。
「読みきれないことが悪」だと思わずに、もっと気楽に、でも目的意識を持って、読書を楽しんでみてください!
















