
「読書したいけど、時間がない…」
僕もずっとそう思っていました。
読書のメリットはわかっているつもりでしたし、「本を読む習慣を身につけたい」という気持ちは強かったんです。でも、いざ日々の生活の中で読書の時間を作ろうとすると、仕事や家事、スマホ、SNS…あっという間に1日が終わってしまう。
そんな僕が、読書系ブログを運営し、書評メルマガの発行や寄稿まで続けられるようになった背景には、「読書時間をどう作るか」に関して、試行錯誤してきた経験があります。
今回は、僕自身の経験から「読書時間を作るための考え方」と「具体的な方法」をお伝えします。
読書初心者にも、読書習慣を続けたい人にもきっと役立つはずです。
聞く・話す!おすすめの音声体験アプリ2選!
| アプリ | 特徴 |
|---|---|
![]() | Castalk AI相手に気軽に練習!リアルな雑談体験ができるアプリ! |
![]() | Audible Amazonが提供する“耳で聴く読書”を楽しめるオーディオブックのサブスクサービス |
読書にどれくらいの時間が必要なのか?
「読書するには1時間くらいまとまった時間が必要」と思っていませんか?
僕も最初はそう思っていました。
たしかに小説や物語に浸りたいときは、ある程度まとまった時間がある方が没入できます。
けれど、ビジネス書や自己啓発本など、学び目的の読書であれば話は別です。
実際、僕が読んできたビジネス書の多くは、「1冊で本当に重要なポイントは1つか2つ」ということがほとんど。
200ページを読み切っても、「これは覚えておこう」と思える部分が1つあれば十分だと今では思っています。
だからこそ、最初から「全部を読もう」とせずに、10分間だけ読んで何か1つ得られればOKと考えるようにしました。
このマインドに切り替えてから、読書のハードルが一気に下がったんです。
「まとまった時間」は幻想。1日10分でいい
僕が毎日読書できるようになった最大のきっかけは、「10分だけ読む」というルールを作ったことです。
よく考えれば、ベストセラーの多くは読みやすく、すでに知っている内容が多いものもあります。
だったら、知らないところ・気づきがあるところだけ読むでもいいですよね?
実際、読書って「何をどれだけ読んだか」よりも、「何を得られたか」のほうが大事なんです。
1日10分でも、ちょっとページをめくって「おっ」と思える言葉があれば、それは立派な読書。
逆に、3時間かけて読んでも何も残らなければ意味がない。
小説や文学作品はまた別ですが、ビジネス書・実用書の読書はこの考え方で十分だと、今では心から思っています。
読書時間を作り出す4つの方法
僕自身、仕事や予定に追われる毎日の中で、どうやって読書時間を確保してきたのか?
実際に効果があった方法を、体験談も交えながらご紹介します。
1. 習慣化してしまう
これは正直、一番確実で強いです。
僕の場合は、朝起きてコーヒーを飲みながら5〜10分読む時間をルーティンにしました。
最初は意識的に本を開いていましたが、慣れてくると、顔を洗うのと同じレベルで読書を始めていることに気づきました。
ポイントは「読む時間を固定すること」。
「毎朝7時に読む」「お風呂上がりに読む」など、1日のどこかに読書ゾーンをつくると定着します。
ただし、目標は欲張らないこと。
「毎日30分読む」ではなく、「1ページだけ読む」「本を開くだけでもOK」くらいの気持ちで始めると挫折しにくいです。
2. 思い立ったらすぐ読む
「本を読みたい」と思った瞬間が一番モチベーションが高いタイミングです。
僕も「最近読書してないな」とふと感じたとき、すぐに手近な本を開くようにしています。
「あとで読もう」「週末にゆっくり読もう」と後回しにするほど、読書は遠のいていきます。
この習慣を身につけるようになってからは、家に1冊は“今読みかけの本”を置くようにしています。
外出先では電子書籍かオーディオブック。とにかく、読書を思い立ったときにすぐ始められる環境を作ることが鍵です。
3. 隙間時間を活用する
実は、まとまった時間を作らなくても、1日で1時間以上読書できることもあります。
僕はこれまで通勤時間・待ち時間・移動中など、スマホをいじっていた「なんとなくの時間」を読書に変えました。
電子書籍やオーディオブックなら、電車の中やレジ待ちでも読めます。
とくにおすすめなのが「スマホに読書アプリを常駐させる」こと。
SNSや動画アプリを開く前に、ちょっとだけ本を開くクセがつけば、読書は自然と続きます。
4. あらかじめ予定に入れておく
これはちょっと変化球ですが、読書を予定として「予定表に組み込む」という方法です。
僕は「この日は図書館に行く」「この午後は読書時間」とカレンダーに予定を入れることがあります。
読書のためにホテルを予約したり、新幹線のグリーン車で読書するなんてこともありました(ちょっと贅沢ですが、最高です)。
これは毎日のルーティンではなく、「集中したい」「気分を変えたい」時に使う方法としておすすめです。
読書時間を生み出す2つのツール
最後に、「時間がない!」という人でも無理なく読書を楽しめる、便利なツールをご紹介します。
どちらも僕が普段から愛用しているものです。
電子書籍:スマホでどこでも読書できる
電子書籍なら、通勤電車の中でも、ちょっとした待ち時間でも、スマホひとつですぐ読書ができます。
僕はKindleアプリをスマホに常駐させていて、「あ、この時間読めそう」と思ったときに即読書。
紙の本のようにかさばらないので、何冊も同時に読む“並行読み”にもぴったりです。
専用の電子書籍リーダー(Kindle端末など)も良いですが、まずはスマホアプリでOK。思いついたらすぐ読めることが大切です。
オーディオブック:耳で聴く読書
「読む時間がどうしてもとれない」という人には、オーディオブックがおすすめです。
僕も家事をしながら、移動しながら、ランニング中などに聴いています。
本を“聴く”だけで、通勤時間や料理中も読書時間に変わる。これはまさに革命でした。
最近ではプロのナレーターや著者本人が朗読しているものも多く、聴きごたえも十分。
Audibleやaudiobook.jpなど、無料体験もあるのでまずはお試しから始めてみてください。
















